昼頃、チャービルは講演会に向けて本を決めていた。
チャービルはパソコンを構っている。
そこにグスマンが部屋にやってくる。
やあ、ビル。
ああ、グスマンか。どした?
実は昨日から寝れてない。
なんで?
最近好きになった人がいる。その子を考えるとムラムラしちゃって!!
と、そこにケリーがやってくる。
どうしたの? 大声で。
グスマンがムラムラして、寝れないんだって。
はあ?
その言い方は語弊がある。好きな子できて、その子をを考えるとムラムラして、寝れないんだ。
さっきと一緒じゃん。
ちがう!
その子は誰なの?
と、ケリーが聞く。
この前、映画館に行っただろ? パラパラ映画館に。
あーあれね。
その売店で接客した女の子にそこのスーパーで会ったんだ。
あの変人に?
と、チャービルが言う。
そう。それで、少し話したんだ。そしたら好きに…… 。
お前は変わったやつだな、そんな人を好きになるなんて。しかも、喧嘩の種だ。
それがグスマンだ。
そうだな。グスマン、朝の少女届いてるぞ。
ありがとう。
ねえ、つぎの講演会の本決まった?
と、ケリーが聞く。
いやまだだ、2つ程で迷ってる。バーナード・マラマッドのナチュラルとリング・ラードナーのアリバイ・アイクだ。
いつも2つまで絞って迷ってるよね。
まあね。
でも多分ナチュラルになる。
なんで?
なんでって、最近野球ばかりしてるから。
なるほどね。
そうだ、明日試合だからな、遅れるなよ2人とも。
そうだ! あの人とセッティングしてくれた?
と、ケリーが言う。
したよ! ディモも君に会いたいそうだ。あいつも変わったヤツだからな。君はわかるよね? グスマン。
たしかに、変わったヤツだ。
まあお前ほどじゃないけどな。
俺に勝てるやつはいない。
そうだな。
講演会っていつだっけ?
と、ケリーが聞く。
明後日だ。
明後日か。それ私も行っていい?
なんで?
久しぶりにあなたのショーを聞きたくなった。
あっそ。お前は来るか? グスマン。
行くに決まってる。ついでにあの子に会いに行く約束してある。
そうなの? それって俺が終わってから?
いや、君がやってる間だ。大丈夫、終わったらバーで待ってるから。
なら、明後日は18時にバーな。
わかった。
明日は、昼14時だから忘れるなよ。チケットは明日渡すから。スタジアムで、先にディモと待ち合わせだ。
その時、ディモから俺らのチケット貰って入るから。
まあおれは先に貰ってるけど、2人のは明日だ。
わかった、ディモにね。
楽しみね! ありがとう! ビル!
と、ケリーがチャービルにお礼を言う。
ああ、いいって。
ねえ待ち合わせはここかしら?
いや、アーリントン駅でいいんじゃないか? まあグスマンはここに来るから、一緒に行くと思うけど。
なら私もここに来る。
なら待ち合わせはここだな。
それにビーニーズ行くでしょ?
いくよ。
なら待ち合わせはここね。明日が楽しみね!!
と、ケリーは笑顔だ。いまから楽しみで仕方ないしっぽ振った犬のようだった。
明日の待ち合わせはこのチャービルの部屋になった、そこからビーニーズよって、アーリントンのスタジアムに移動することにした。
ー ♯8 待ち合わせ ー つづく。
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