カルロスが治めるルビスタ領内にある別荘で宝石の勇者4人はもう1人の勇者の到着を待ちながら話をしていた。
ここは王都クリスティスより東北東に位置する、カルロス・ロッタが治めるルビスタ領内にある海が見える別荘。
そこには4人の男が海を眺めながら話をしていた。
「おい!いつになったら、もう1人の勇者が現れる?」
この赤い髪の男はレオ本名、神崎 翔21歳、赤の宝石の勇者で、円形の魔方陣のような赤い紋章が左胸にある。
勇者4人の中ではリダー的な存在であり、自分の目で見聞きしたこと以外は納得せず、特に噂などは信じない。
「レオ。少しは落ちついたらどうだ!」
この青い髪の男はリオン本名、水瀬 誠也20歳、青の宝石の勇者で、円形の魔方陣のような青い紋章が左上腕部にある。
勇者の中でも最も冷静で、物事を常に冷静に捉える事ができる。そして考え事をする時はいつも眼鏡をクイっとあげる癖がある。
「リオン。僕も、いい加減に待つの飽きたかも」
この緑の髪の男はキース本名、風間 陸18歳、緑の宝石の勇者で、円形の魔方陣のような緑の紋章が左手の甲にある。
勇者の中では穏やかで見た目と性格が子供っぽい。
「レオとキースの言う通り。確かに3年も音沙汰なしじゃ、そりゃ飽きるわなぁ」
この男はバイソン本名、倉持 凌牙20歳、黄色の宝石の勇者で、円形の魔方陣のような黄色の紋章が左のふとももにある。
勇者の中でも最も力があり体格がよく人情に厚いため騙されやすい。
「どうする?あと少し待っても、紫の宝石の勇者が王都に来たって知らせがなければ、このまま聖剣があるという大陸に向かおうと思うんだが」
レオがそう言うと3人は頷き、リオンは考えながら眼鏡をクイっと上げた。
「そうだな。これだけ待っても来ないとなると。召喚主が召喚に失敗したか、もしくは召喚しなかった……いや、何らかの要因で召喚できなかったのかもしれない」
「リオンの言う通り。その可能性は高えかもな」
そう言いながらバイソンは口角を上げた。
「そうだね。僕はここにいるよりも、早く旅に出たい!」
そう言いキースは、ニカっと笑った。
「それでだ!一つ提案があるんだが。それぞれ別にここから旅立ち、鍛え上げながら目的の場所まで行くっていうのはどうだ?」
「レオ。それは面白いかもしれない。それに別々に行動しちゃいけないって、縛りがあるわけでもないしな」
「そりゃいいかもなぁ」
「僕もいいと思うよ!」
そう言いその後、勇者4人は別行動をするにあたり今後どう行動するか話し合った。
読んでくれてありがとございますヽ(^o^)
『なぁ。5人目の勇者はどんなヤツだと思う?』…by,レオ
『そうですねぇ。このメンバーから察するに明るいタイプか、もしくは極端に大人しいタイプだと思います』…by、リオン
『僕は、明るいタイプの人がいいなぁ。楽しい方がいいしね』…by,キース
『俺はどっちでも構わん。それよりもハラヘッタ〜!そろそろ何かくわねぇか?』…by,バイソン
『『『おい!(;°ロ°)……』』』…by,レオ、リオン、キース
『バイソン。お前さっき食べたよなぁ?ヾ(-д-;)……』…by,レオ
『そうだが。あれじゃ物足りねぇ』…by,バイソン
『『『(´-д-)-3……』』』…by,レオ、リオン、キース
と、いう事で……∩^ω^∩
では、次話もよろしくお願いします(*^▽^*)
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