まずは自己紹介だよね? ということでよろしくおねがいします。あと個人的に犬スキで現在黒ラブを飼っている身としては犬スキ&犬飼さんが増えて欲しいという願望をもとに、今回は『初心者にオススメのわんこ』をご紹介したいと思います。
はじめまして。わたしは犬物語の名前で活動しています。Twitter、ノベルアッププラス、マグネットマクロリンクで活動していたり、ニコニコ動画やYoutubeにも動画を投稿したりしています。すべて同じ『犬物語』です。どうぞご贔屓に。
わたしは世界に誇る日光市に住んでおりまして、しかもかの杉並木街道沿いにありますので我が家が火事になったらもしかしたら杉並木まで燃え広がって日光東照宮から多額の金銭を要求されるかもしれないですけどそれはまあ関係ない話だわ。とにかく日光市に関するよしなしごともそこはかとなくかきつづることがあるかもしれません。とはいえノベリズムさんの小説を作る際にそういったタグが用意されてませんので、サイト側としてはラノベ制作を中心として欲しいのかもしれませんね。まあ『つれづれグサッ』は別の投稿サイトでもやってますので個人的に判断します。
さて、本題に入りたいと思います。今回はわたしが個人的に『初心者にオススメのわんこを紹介する』コーナーとなっております。具体的な紹介の前に、いまいちど犬という存在についておさらいしてみましょう。
みなさんご存知の通り、犬という存在は人類にとって必要不可欠な存在にっております。人間の心を察して果敢に行動してくれるあの4本足の動物は、その優秀さから『盲導犬』『介護犬』『警察犬』など様々な用途で活躍しております。これらは子犬のころから人間に慣れ親しみ、ある程度成長した後に訓練を受け適正を見てそれらの仕事を任されるのです。
まず『犬』という存在について書いてみます。
犬の先祖とされるのはオオカミです。オオカミははじめ人間とは離れた場所で生息していましたが、やがてオオカミと人間の物理的距離が近づき、人間がオオカミに餌を分け与えたり共通の獲物を仕留めるなどの交流を経て徐々に慣れさせていったのです。やがてオオカミも「あれ? こいつらイイヤツじゃね?」という思いを懐き人間の側で暮らすようになったのかもしれません。こういった歴史上の出来事には必ず諸説あるものですが、現在はこういったルートを経たのだろうという説が一般的です。
人間に飼いならされてからは様々な用途に利用されてきました。犬にとっても報酬として餌を与えてくれたりする人間と生きることは好都合だったのです。人間と共に獲物を仕留める『狩猟犬』。人間が他に飼育している動物を保護、誘導する『牧羊犬』。泥棒など他者の驚異から身を守る『番犬』など細かく分類すればキリがないほど、犬は人間に利用され、犬もまた人間から対価を得て利用するような関係が続きました。
さて、そんな犬を見て人間は、もっと犬が役割に対して突出した能力を備えればなぁと考えたのです。そこで多種多様な交配が行われ、現在は数百種類もの犬が登場することになりました。その中でも特に嗅覚が鋭かったり、ものを咥えてもってくる習性があったりと、各々の目的に沿った能力が付与され、やがて人間のために『かわいさ』に特化した犬も産まれることになります。
犬はおおまかに『10グループ』に分けることができます。
1:牧畜犬、牧羊犬
――家畜の誘導、移動などを主に行う。シープドッグ系が有名
2:使役犬
――番犬、警護、作業を行う。マスティフなどが有名
3:テリア
――巣穴などに隠れる小型動物を捕らえる用途で用いられる。基本的に~テリアと名前が付く。
4:ダックスフント
――ダックスフントのみが所属するが毛並みや大きさがまちまち。
5:原始犬、スピッツ
――長いマズル(口~ハナ先の総称)が特徴。原始的な種族で日本犬を多く含む。
6:セント・ハウンド
――嗅覚が鋭く獣猟犬が主体。ダルメシアンなどが有名。
7:ポインティング・ドッグ
――鳥猟犬で獲物の場所を知らせる役割を持つ。~セター、~ポインターと名前がつく。
8:上記以外の鳥猟犬
――鳥猟犬で獲物を回収する役割を担う。レトリーバーが有名。
9:コンパニオン・ドッグ
――愛玩用に作出された犬種。チワワ、パピヨン、プードルなど挙げるのに暇がない。
10:サイト・ハウンド
――視覚が鋭く俊敏性が高い。スマートな体型が多くボルゾイなどが有名。
基本的に飼われている犬は9グループのコンパニオンドッグが多いです。小型の犬種が豊富でおとなしく、人間に甘えてくれるので飼い主としては愛情を注ぎたくなってしまうようなかわいさを持っています。
犬の『視覚』は人間のそれとは異なり、色を識別する能力やピント調節機能などがニガテです。その代わり動体視力など運動系のちからが強く、サイトハウンドなどは狙った獲物をしっかりと目に捉えて仕留めます。
『味覚』も鈍感で、甘みを強く感じられるようですが苦味や旨味に関しては人間より感じづらいそうです。しかし人間と生活していたせいか、内蔵などの機能は猫などの食肉目よりずっと人間に近い雑食性で草なんかも食べられます。しかし人間と同じ気持ちでなんでも与えてしまうと思わぬ病気にかかってしまうのであげていいものかは事前にチェックしましょう。
例えばネギ類などを犬に与えると血中の細胞を壊してしまうので危険です。人間にとってほどよい塩分であっても犬にとっては過剰なので味付けした食べ物も控えましょう。これはトリビアなのですが、犬の餌は高タンパク低脂肪な食物がものが多いので筋トレしている方にとっては魅力的な食べ物に見えるかもしれません。
逆に突出しているの能力は『聴覚』と『嗅覚』です。ともに人間とは比べ物にならないほど多くの情報を集める能力に秀でており、ささいな音でも敏感に感じ取ることができます。たまに犬がへんなところをじっと見つめるのは、人間に聞き取れない音を聞きつけたからかもしれません。嗅覚の優秀さは誰もが認めるところで、哺乳類の嗅覚はセンサーが感知した後『嗅球』という機構が受けとり脳に直接送られます。犬はこの最たる能力を用いて他の犬と交流したり微量の情報から相手の状態を確認したりと素晴らしい能力を発揮するのです。ちなみに犬のハナが湿っている時はよりよく臭いをかごうとしているのでむやみに拭き取ったりしないでくださいね?
さて、おまたせしました(?)。犬を飼ってないけどなんか気になる。飼いたいんだけどどんな犬にすればいいかわからない。という方、初心者にオススメのわんこを紹介していこうと思います。
無難なのは『コンパニオンドッグ』ですが、わたしが個人的にオススメなのは『トイ・プードル』です。小さくて維持費がかかりにくいし、抜け毛が人間と同じほどなので劇的に少なくアレルギーになりにくい。まわりの犬飼いさんでもこの犬種はいるだろう、ということでオススメ筆頭になっております。もともと鳥猟犬だったこともあり人間の指示や意図に気づきやすく、利口なこともポイント高し。トリミングも100種類以上ありどんな髪型にしようかと毎回楽しめるのが魅力です。
今回は1匹の紹介にとどめていますが、例えば『小型のコンパニオン・ドッグ』を叶えて頂ければ良いかなと思います。愛玩用ですので犬が持っていた獰猛な本能が抑えられていてほどよく人間を愛し、その影響でしつけもしやすいです。柴犬など日本原産の犬も日本の風土になじんだ犬のため丈夫です。
逆にと言ってはなんですが、大型犬はあまりオススメできないですねぇ。初心者が『チベタン・マスティフ』やら『セントバーナード』を連れていたら「あ、あなただいじょうぶなの!?」と驚愕してしまいそうになります。まあこれらの犬種を選ぶ時点で経験者なのでしょうけどね。あ、ちなみに私が飼っている『ラブラドール・レトリーバー』ですが、わりと初心者にも飼いやすいと紹介するところが多いですけど……個人的には「覚悟しろよ?」って感じです。あいつら大人になったら賢者や菩薩のごとく人間に従順でおとなしくなるのですが、それまでの『レト』はまぁ暴君ですわ(遠い目)。
犬を飼うと決めたなら、つぎはどこでって話になりますよね? そうなんです。ペットショップだけじゃないんです。っていうか逆にヨーロッパなどでは「ショーウィンドウに犬を飾るって、あなたたち犬をなんだと思っているの!?」みたいな反応を示す国もあるそうです。
例えば『保健所』。みなさんが想像してるそれはまあ凄惨な現場だと思いますが現代はとても整備されてかわいいわんこがいっぱいいます。ほかにもブリーダーさんに直接連絡をとる、なんて方法もあります、ネットで調べて連絡をとってみるのもいいでしょう。ほかには近所でもうすぐ子犬が産まれるっていう方がいらっしゃったら『譲り受ける』というのも手です。っていうかわりとオススメです。購入資金がかからず、生後間もないわんこを得ることができますし、それにご近所のわんこフレンドと交流を得ることもできます。あとこのご時世メッタに見られなくなった『野良犬』を拾うってのもありですかね。
まあ、なにはともあれこれで犬を飼いたくなった読者が増えたはず(希望的観測)。さあみなさん。決断したらさっそくペットショップなりブリーダーなりご近所さんなりに問い合わせて、ぜひ我が家に1匹新しい家族を迎えてあげてくださいな。
さあ、いますぐ犬を飼うんだ。
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