悪役令嬢は聖女に迫られて今宵も愛し合うも孕まらせる

何て事なのかしら!
一ノ瀬 彩音
一ノ瀬 彩音

公開日時: 2021年11月28日(日) 22:48
文字数:1,462

「もっと教えて欲しいのですけれども宜しいかしら?」

「勿論ですよ」

また高級な木製の椅子に腰を下ろすと今度は向かい合って座り合う。

「では、もう一度お願い出来まして?」

「はい、喜んで」

先ほどと同じように高級な木製の椅子から膝から腰をあげて立ち上がり

お互い向き合いながら高級な木製の椅子に再度腰を下ろして

両手を広げており、そのまま顔を近づけるとお互いに口を開けてディープなキッスを交わしていく。

そしてそのまま高級な木製の椅子に二人で寝転ぶと何度も濃厚な接吻を交していく。

「アリフィンさん可愛いですよ」

「あぅ……恥ずかしいわ……」

顔を隠してしまうのですが指の間から覗いて見ていると

リティルは私の服を脱がしていき下着姿にさせるとそのまま自分も脱いでいく。

こうなると予想していた私は予め着替えを持ってきていたので大丈夫。

リティルは裸体のまま私を抱きかかえてベッドまで運ぶとそのまま優しく降ろしてくれる。

「さぁアリフィンさん始めようか?」

「えぇ、是非ともよろしく頼みますよ」

「任せておいてよ」

それから二人だけの濃密な時間を過ごしていった。

朝方になる頃には私は気絶しており、気が付くと服を着せられていて

隣を見ればまだ眠っている貴女がいるので私は起こさない様に静かに

貴女の傍から離れようとするのだが離れられないので少しだけ力を入れてみる。

「んっ……あぁっ!」

「あっ……おはようございます」

「おはよぉ~ごじゃいましゅ……うっ!」

噛んだ事を気にしていると貴女はクスッとしているので少しだけ腹立たしいと

思いながらも起き上がると同時に私のお尻を触ってきたので思わず悲鳴をあげてしまったのだ。

貴女は何食わぬ表情で触ったままでいる為 我慢の限界が来たのでしょう

私は貴女のお尻を思いっきりつねるのです!

「いたぁっ!」

「貴女のせいで変な声が出てしまいましたわ!」

「だ、だって、アリフィンちゃんが逃げるんですもの!」

「逃げないと約束したはずですよ!」

「そうだけどさ!」

そんなやり取りをしているとノック音が聞こえてきたのでお二人は慌てて

服装を整えて扉の方へ行くのです。

扉を開けると使用人が立って居るので私は

「如何しましたか?」

そう聞くとその女性は慌ただしく

「お嬢様大変です!」

「何があったと言うのですか!? 落ち着きなさい!」

その言葉を聞くとその女性は何も言わずにその場を去って行ってしまうと私は

「一体何が起きたのですかね? はっ、まさか!」

「如何されました?」

「リティルさんはお部屋に居てくださいまし!」

「は、はい!」

急いで自分の部屋から出て廊下を走り抜けて行くとその途中で一人の女性にぶつかりそうになると

「おっと、危ないじゃないの!」

「申し訳御座いません!」

「まあいいわ、それより急ぎの用事でもあるのかしら?」

「はい、そうですわ!」

「そうなのね、私も手伝おうかしら?」

「いえ、結構ですわ!」

そう言うと女性は立ち去っていくと私も急がないとと思い走る。

「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ!」

走っていると後ろから追いかけてくる足音を聞いて振り返るとそこにはリティルが走って来ていた。

「リティルさん、如何して此処にいるのですか!?」

「アリフィンさんを追いかけて来たのよ」

「そ、そんな事はいいので早くお部屋に戻ってくださいませ」

「嫌よ、私を置いて何処に行くつもりなのか聞かせてもらうわよ」

「えっとですね、お父様とお母様の寝室に行きたいのよ」

「どうして二人がそこにいると思ったのかな?」

「さっきの女性がお二人の事を呼んでいたのを聞いたからよ」

リティルは納得すると私と一緒に走り出す。

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