悪役令嬢は聖女に迫られて今宵も愛し合うも孕まらせる

何て事なのかしら!
一ノ瀬 彩音
一ノ瀬 彩音

2.聖女との出会い②

公開日時: 2021年10月23日(土) 17:13
文字数:906

そんな退屈な私は何時も通り高級な木製の椅子から膝から腰をあげて立ち上がると

そのまま私室内をウロウロしているもお暇しているのでそのまま扉まで行くと

静かに開けて廊下へ出るとしっかりと扉を閉めて、赤い絨毯の上を歩きながら

ある事を考えているのです。


そろそろ悪戯や意地悪などしたいので偶然にも目の前から使用人が歩いてくるのですから

その使用人とすれ違う時にお尻をさっと触ると使用人は

「きゃあぁっ……!」

悲鳴をあげると私は早足でそのまま廊下を歩きお屋敷の玄関ホールまで行けば、

このまま玄関扉を開けて外へ出ると今日は晴天でして、

陽気も暖かく風も冷たくないので今はそれなりに暑い時期でもあるので

それなりに過ごしやすいのであります。


私の恰好は丈の長いスカートに煌びやかな恰好をしているので

令嬢に相応しい恰好をしているのですから全然気にしてない。


そのまま外を歩いて中庭へと行けば、そこに一人の女性を発見し、

見知らぬ人物ですのでこっそりと忍び足で近付いて行くとその女性に

悪戯などすると近くから

「何しているのですか!」

そう言うと一人の女性が駆け足で私の前に現れるのです。


「貴女こそ、何者なのかしら? 此処はグリフィン家のお屋敷ですよ?」

私は胸を張って堂々と言うと女性は

「ふふっ、私は聖女です」

二人がお話している隙に女性は駆け足で何処かへ行ってしまわれていると

残されたのはアリフィンと聖女だけなのですが聖女の名前を知らないアリフィン。


「此処で私が悲鳴をあげると貴女は捕まるのよ?」

その言葉を言うと聖女は不敵な笑みを浮かべながら

「あははは、そんな事をしても無駄なの、分かる?」

「ど、如何いう事なのかしら?」

「こう言う事よ!」

そう言えば聖女は咄嗟に私との距離を縮めてくるのでして

目の前に来ると私の唇にキスを落としてくるのですから

私自身はキスされた事が初めてですので目を見開いて

驚き後ろに後退するのです。


「あれ~? もしかしてキスするのは初めてなの?」

アリフィンは頬を赤らめているのでしてそのまま右手で唇を拭うと

「私のファーストキスを奪う何て何て事を!」

「でしたらこの私と恋し、恋愛しなさいよ」

そんな事を言われるとアリフィンは一体如何するのでしょう。

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