社会に出るまでのモラトリアム期間を日頃から有意義に過ごしている大学生であっても、やはりゴールデンウィークという大型連休は特に時間を自由に使える魅力あるイベントであり、仲間とともに旅行に繰り出す者も多いものである。普段は勉強のためだけにしか大学に来ていないような日々を送っている茂良野聖那も例外に漏れず、友人の鳥井千亜紀、安室春、倉吉紘未とともに箱根への旅行に出発していた。箱根には電車で訪れても充分観光で回ることは可能だが、今回は動きやすさを考慮して紘未の運転する車に揺られて行くこととなった。だがしかし、まだあまり慣れない車旅行とゴールデンウィークという国民の外出レベルを見縊っていた結果、東名高速下りの大渋滞に見事なまでに嵌っていた。時刻は午前10時を回ったところである。
千「…なぁ~いまどの辺なんだよ~?」
後部座席で退屈を隠せないでいる千亜紀が、特に誰にとも向けずに呟いた。
聖「さっき東名川崎を過ぎたとこだ…過ぎたっつっても全然動いてないけどな」
聖那は助手席に座っており、カーナビをいじりながら面倒臭そうに返事をした。
春「…渋滞は海老名SAまで約20km、通過するまでに100分くらいはかかるみたい」
同じく後部座席でひたすらスマホをいじっている春が、まったく他人事のように交通情報を読み上げる。
千「100分!?夢の国の待ち時間じゃねぇんだぞ!?てかむしろ夢の国に行った方がいいレベルなんじゃねーの?」
聖「しょうもねぇこと言うなよ。そもそも完全に身動きとれない状態なの見りゃわかんだろ」
千「てか何で事故が起きてるわけでもねぇのにこんなに詰まってんだよ!?嫌がらせか!?」
春「どうせこの先にある悪名高い大和トンネルが原因でしょ。トンネル入る前に減速、それ以前に下り坂と錯覚する上り坂のせいで意図せず減速、減速が連続するといつしか止まってしまう車が出てくる。日本の高速道路の渋滞ランキングワースト屈指の区画らしいよ」
千「やっぱりインフラの嫌がらせなんじゃねぇか!あーあ、箱根着いたら昼飯に鯛ラーメン食べたかったのによー」
聖「うるせぇなー露骨に雰囲気悪くするんじゃねぇよ、せっかくの旅行なんだからさぁ…」
慣れない渋滞のせいで早くも車内に険悪ムードが充満しつつあったが、ここで運転席の紘未が何か意を決したように一息ついた。
紘「こうなったら仕方ねぇ。俺たち大学生とはいえ時間は有限だ。だから出し惜しみせずこの手を使ってやる!」
車内の全員に言い聞かせるように宣言すると、紘未はサイドレバーをぐぐっと下方向に引き、次いで右側に引っ張り倒した。グシャッという鈍い音がしてAT車のレバー稼働範囲を形作っていた内装が潰れ、レバーは運転席寄りに傾いた。すると、リフトが上昇するときのような機械音がして、窓から見える視界が徐々に高くなっていき、2mくらいでその上昇はストップした。タイヤが地表に付いたまま、車体だけが垂直に伸び上がった格好になった。
聖「…ど、どうなってんだこれ?」
紘「これで、渋滞なんて気にせず走ってやる!!」
紘未がアクセルをやや強めに踏むと、4人を乗せた車は渋滞の列を股抜きさせるように意気揚々と走り始めた。
千「うおお!すげぇ!渋滞を上から追い越していくなんて斬新だな!!」
春「なんかこういう抜き方アニメで見たことあるような」
聖「いや感心してる場合じゃねぇよ!?悪目立ちが半端ないって…うわっ!?」
時速100km/hで走る最中、車高のあるトラックに接近すると車体がグイッと一段急上昇してこれを躱し、次いでその先に掛かっている橋を前にすると逆に一段車体が下がってこれを潜り、聖那は宛ら遊園地でぐねぐねと上下するコースターのような感覚に襲われていた。
聖「おいおいヤバいってこれ!上にも下にもぶつかりそうだって!」
紘「まぁ大丈夫だろ、この車ルーフ低いし。あとは俺のドラテクに任せときな」
聖「って車体の上下おまえがマニュアルで操作してんのかよ!?AT車だったよなこれ!?MT免許とか言ってるレベルじゃねぇよこれ!?」
紘未の左手を見遣ると、傾いたサイドレバーを前後に押したり引いたりして車体の高さを調整していた。
春「ていうか免許以前にこれって改造自動車の届出して審査通ってるんだよね?」
紘「んー知らん。これ俺の車じゃないしな」
聖「おまえのじゃねぇのかよ!?尚更運転して大丈夫なのか!?」
紘「まぁ操作方法はちゃんと教えてもらってるから何とかなるだろ」
千「うおお、早速SNSでも少しずつ話題になってきてるぞ!動画まで上がってやがる!」
聖「だから言わんこっちゃない!怪しすぎるからな俺たち!?」
春「今どきドライブレコーダー搭載してる車も多いからね。あちこちの車でこの奇行が撮り収められてるんだろうな」
紘「俺たちの車にもドラレコ付いてるぞ。普段体感できない映像が遺せるはずだ」
聖「いらんわそんな土産!普通に楽しむ旅行でいいんだよ!まさか警察に捕まるエンドじゃないよな!?」
紘「うーんどうだろうな…ホラ、前の車を追い越すときって右側からじゃん?上からってのは違反になるのかどうかだよな」
聖「えそういう問題!?それ以前の話なんじゃねぇの!?」
春「タイヤと車体が離れてるっていうこの状況は回転部分が突出していると見なされるのかどうか…とか?」
千「やっぱり六法って電子タブレット化すべきだと思うんだよねー、検索しやすいし改定されたら更新かければ済むことだし」
聖「ていうか今この状況の違法性を精査してんじゃねぇよ法学部生ども!!」
千「いやそこはおまえも混ざれよ優等生」
気付けば脚を伸ばした車は港北PAを颯爽と通過しており、横浜町田ICへと順調に走行を続けていた。これまで何十、いや何百という渋滞する車を跨ぎ追い抜いていったような気がする。
聖「…そういやこの状態だと、車線変更ってできないよな?」
紘「そうだな、ひたすら同じ列を股抜きしていくしかないな」
聖「もし橋を潜ろうとして車高がギリギリの大型車がそれを阻んでいたら、どうするつもりなんだ?」
紘「そのときは…こっちも一度ブレーキかけるしかねぇな。大型車が橋を潜り抜けるまで待つしかねぇ」
千「んなこと言ったって、この渋滞超えるまでそんなに長く天井低いところなんてないだろ?」
春「いやあるよ。例の大和トンネルが大型車ギリギリの高さで280mの長さだよ」
紘「えっマジで」
千「えっヤバいの?」
紘「見通しの悪いトンネルでトラックとかが天井スレスレで行く手を阻んでたら、急に止まるのはちょっと…」
聖「いやトンネル前で充分減速しとけばいいだろ」
春「ていうか、さっきから結構上空でヘリが飛んでる…というか追いかけてきてない?」
聖「おいそれってまさか…もうメディアにまで悪目立ちしてるってことか!?」
奇抜な走行を続けて東名高速を下ること既に10分以上は経過している。タレコミを受けて注目が高まってきていても不思議ではない。パトカーのサイレンが聞こえてこないことだけがまだ救いか。いよいよ春も緊張感を覚えてきたようである。
春「さすがにトンネル近辺で屯してたら、何をされるかわかったもんじゃないね」
千「おいじゃあどうすんだよ!?どこにも着地できるスペースなんかないぜ!?」
聖「なぁ、そろそろ例のトンネルが見えてきたんじゃないか!?」
紘「…やむを得ない、こうなったら奥の手だ。おいおまえら、ちゃんと座ってろよ!!」
そう言って腹を決めた紘未は、サイドレバーをぐっと握り締めると勢いよく前方に押し出して、アクセルを更に踏み倒した。またもや内装が予定していないレバー操作にメキメキと嫌な音を立てて避け、車体の左右からは翼のようなものが出現した。車体が上向きに傾いて薄らがかった曇り空を向いたと思ったら、轟音とともに身体がふわりと浮くようなあの独特な感覚に襲われた。
聖「もしかして…もしかしなくても、飛んでるうううう!?」
恐る恐る窓を見遣ると、縮小された横浜市街がそこに映されていた。4人を乗せた改造車は、さらに空飛ぶ車と進化を遂げて東名高速の上空を飛行していた。こちらの様子を窺っていたヘリコプターが、今や目の高さと同じくらいに迫ってきている。
春「こ、こんな機能まで仕込んでいたとはね…」
千「おい紘未!これはさすがにヤベえんじゃねぇのか!?」
あまりのぶっ飛びっぷりにいよいよ千亜紀も危機感を覚えてきたようである。
千「こんだけ改造してたら…さすがにもう車検通らねぇよ!?」
聖「いやいまそんな心配してる場合か!?車検よりいまの俺らの身の安全だろ!!てかヘリからさらに目立っちゃってるけどどうすんの!?」
紘「確かここのボタンを押せば…よっと」
徐に紘未がハンドル脇のボタンを押すと、車体のあちこちから大量の白い煙が噴き出してたちまち前方以外の視界が塞がれた。
春「うわ、煙幕も張れるのか」
聖「この車どんだけヤバいもん搭載してんだよ!?燃料だけでも明らかに普通じゃないだろ!?」
紘「だから詳しいことは知らねーんだってば。俺の車じゃないんだし」
聖「おまえのその呑気な反応そろそろ許されないぞ!?」
千「なぁなぁ、そもそも空飛ぶ車って法的にどうなの?俺たちお縄になっちまうのか?」
春「現行法上は何とも言えない…この飛行域が航空法の範囲なのか道交法の範囲なのか…まぁそれで言えば離陸時の加速は明らかに速度違反だったと思うけどね」
千「やっぱり警察の世話になるのは確定かー!!」
聖「おいどうすんだよ紘未、このまま箱根まで飛んでいくつもりかよ!?」
紘「さすがにそこまで燃料はもたねぇよ。緊急事態扱いだからな、もう救難信号は発してある」
聖「救難信号?…誰かこの状況で助けてくれる奴がいるのか!?」
不図進行方向を見遣ると、右手の山沿いから狼煙が上がっていた。まだ到底箱根までは近づいておらず、地図でいえば伊勢原市北西の山間部であり、その中腹辺りからか細い煙が揺らめいているのがわかった。そして紘未もハンドルを切ってその狼煙の方向に進路を変える。
聖「…おいまさか、あの煙のところに着陸するのか?」
春「着陸どころか、森の中に突き刺さるような気がするんだけど」
紘「…ああそうだよ…このまま突っ込むんだよおお!!」
聖・千・春「うおわああああああああああああああ!?」
煙幕を棚引かせたまま、まるで墜落するかのように4人を乗せた改造車は狼煙の根元へと速度を落とさず文字通り突っ込んでいった。木々を突き破る音に車体全体が覆われ、激しく揺れ、聖那は反射的に身を屈める。
紘「ダメだ聖那起き上がれ!!あとでエアバッグ出たとき変な押し出され方するぞ!!」
もう充分エアバッグが出ていいような状況だと思うのだが、鬼気迫る紘未の声に目を細めながら思い切って上体を起こす。だが気付くと目の前は森ではなく、やや角度のある長い長い下り坂のトンネルであった。紘未がサイドレバーを後方に戻すと、再びタイヤが車体から下に伸びて地表に接触したのか、ドスンという衝撃が椅子の下から突き上げてきた。そして、トンネルの終着点を迎えて天井の広い地下空洞に出ると、紘未が勢いよくブレーキペダルを踏んづけた。けたたましい摩擦音が空洞に充満する。だが勢いが衰え切る間もなく、直ぐ目の前には壁が迫っていた。
聖「ぶ、ぶつかる…!!」
壁に衝突した瞬間のことはよく覚えていないが、その壁があらかじめ用意されたクッション材であり、ようやくエアバッグが出現して改造車が止まったので、やっとの思いで4人は脱出することができた。度重なる衝撃と轟音で立ち眩みが酷い。振り返って見ると改造車はあちこちから煙が上がっており、山間部に突っ込んだことでベコベコに凹んでいた。もうこの車を走らせることは当分不可能だろう。いや、もう二度と乗りたくはないが。
静まり返った見知らぬ地下空洞で呆然と立ち尽くしていると、どこからともなくゆっくりと拍手する音が聞こえてきた。ダルそうにその音の方を向くと、見覚えのある大柄な男が拍手をしながらこちらに歩み寄って来た。石須賀である。
石「いやぁ、素晴らしいものを見せてもらった。私にとっても君たちにとっても貴重な経験になったはずだ」
紘「すまねぇな、見事に車ダメにしちまった」
石「構わない。今回の件で課題も見つかったことだし、いいテスト走行…テスト飛行になった」
聖「…ってこの車、あんたが改造したってのか!?」
石「ああそうだ。ここは私の親族の私有地でな…密かに乗用車の研究開発を進めているのだ」
聖「あんたマジで一体何者なんだ」
石「君たちが下りてきたトンネルは元々飛行車を射出するためのレールでな…」
聖「無視!?梃子でも身元明かさない気かよ!?」
石「私が何者かなどどうでもよい…この研究の大義名分に比べたらな!!」
ズバッと石須賀が腕を振り上げ、最早スクラップ同然となった改造車の方を指差す。
石「君たちも今日を以って思い知ったであろう…交通渋滞という現象がどんなに愚かで非生産的なものであるかを!!」
聖「…いや、それ以上に唐突なフライトの恐怖を思い知ったんだけど」
石「なぜ渋滞という愚かな現象が、この世で起こると思うかね?…理由はただ1つ、人間には鈍臭い奴がいるからに他ならない!!」
聖「他にもあるだろ!?急に特定のタイプの人種をバッシングし始めたな!?」
千「あーでも確かにいるよな、後ろから何台も車が付いてきてるのを解ってるんだか解ってないんだか、頑として道を譲ったり速度上げたりしない奴」
春「後続がゆっくり走らざるを得なくなってブレーキかける車が連続していくと、渋滞になってくるって原理だよね」
石「その通り…人間の歩く速度が同じでないように、人間の運転する車も速度は一定ではない。だが車が走れるラインは常に限られている。定められた速度規制の範囲内で、常に人間が出したい速度で車移動できるようになるにはどうすればよいのか、それが深刻な命題なのだ…」
紘「それで、脚が伸びたり空飛んだりする車を生み出したってわけか。でもあの運転操作、俺じゃなかったら扱えてないぜ?」
聖「なんでおまえは自慢気なんだよ。怪我してもたぶん保険効かなかったんだぞ」
石「そうだ、空を飛ぶ車を開発したとしても、その運転には普通車よりも遥かに高度な免許が必要になるだろう。それに故障や不具合があったとき無事に着地できるのかどうかなど、解決する問題は多分にある。だがこれは、誰もが思い描くであろう浪漫であるとも私は思っている。今日この日、突如現れた脚が伸び飛行する自動車の姿は、恐らく全世界に拡散され注目を浴びただろう。これを機に、曖昧なままの法規制や研究開発が改めて動き出すことを、私は期待している!近未来思想も、現代にのさばる鈍臭い人種によってまた停滞を余儀なくされているのだからな!!」
聖「なんか上手いこと纏めてこようとしてる!?」
何も知らされないまま壮大で危険な実験に付き合わされてしまったことに憤りたかったが、心身とも疲弊してツッコむので精一杯だった。ていうかなんでこの人同じ大学に在籍しているんだろう。理系ならもっとレベル高い大学行けばいいのに。
春「…ということは、今回の実験は内々に許可申請されていたゲリラ的なパフォーマンスだったんですね?」
ひっそりと高揚している春が質問を発したが、それに対して石須賀は反対にスッと落ち着きを取り戻していく。
石「…許可申請?そんなものは知らん。私は倉吉にあの車を貸して渋滞回避の機能を教えただけだ」
聖「えっ!?…ってことは」
徐に石須賀が懐から掌サイズのスイッチを取り出して押した。すると背後でスクラップ状態だった改造車が突然爆発を起こし、盛大に炎上し始めた。思わず振り返ると、粉塵とスクラップの破片が襲い掛かってきた。
石「こんなパフォーマンスの許可が現行法で降りるわけないだろ!?データは採り終えたから証拠は隠滅だ!!」
聖「なんで逆ギレしてんだ!?乱暴にも程があるだろ!?」
石「この地下空洞研究施設もいずれバレる!拠点は移すのでその前にここも爆破し埋めることとする!!」
聖「ここ親戚の私有地なんじゃないのかよ!?」
石「君たちは急いであの扉から脱出しろ!代車があるからそれに乗って旅行を続けるんだ!!」
聖「いやこの期に及んでその代車信用ならねぇ!!」
紘「石須賀!おまえはどうするつもりだ!?」
石「私にはまだやるべきことがある。せっかくのゴールデンウィークだ…お互い楽しもうじゃないか」
その後聖那ら4人は用意されていた代車に(恐る恐る)乗り込み、急いで山間部を脱出して箱根に向かったが、結局昼飯は途中でコンビニに寄って買い込む以上の気力がなく、箱根湯本に到着した頃には午後2時を回っていた。先のゲリラ的な飛行車に関しては、案の定テレビやSNSで話題に上がっていたが、幸い聖那らの顔が特定されることはなく、山間部に突っ込んだ跡も煙幕のお陰で直ぐに捜索されることはなかった。だがやはり時間の問題で、墜落跡(と報道されていた)の捜索がナンバープレートの捜査と併せて進められることが、次なる話題となりつつあった。石須賀が上手く事態を隠蔽してくれることを切に願いつつも、いつ自分たちが当事者であると世間に捕らえられないか気が気でならないまま、その日は温泉旅館で骨を休めるしかなかった(聖那は休めなかった。なお、聖那以外の3人は何事もなかったかのように平常運転に戻っていた)。
翌日、引き続き代車を走らせて大涌谷に向かった4人であったが、この日は朝から天候が芳しくなく、現地は辺り一面霧で覆われていた。
千「うわ、何も見えねぇ。一面真っ白だ。これはこれでなんか面白いな」
聖「面白くはねぇよ。全然何がなんだかわからんし」
春「標高も結構高いし、霧が出るのは珍しいことじゃないらしいけど」
紘「そういやこの車、霧対策の機能が付いてるらしいんだよな。試しにONにしてみるか」
聖「うえっ!?ちょっと待…」
何気なく紘未がハンドル左脇のボタンを押すと、突然代車後部からミサイルのような何かが射出されて上空を覆う霧の中へと消えた。そしてボンッという爆発音と突風が降ってきたと思ったら、一瞬にして曇り空諸共霧散して、大涌谷だけピンポイントに日差しが差し込むような大穴が上空に出現した。
千「うおおマジか!霧対策すげぇ!てか天候操作じゃんカッケェ!!」
春「これはSNS映えするな」
紘「はえー、やっぱり石須賀の発送って馬鹿にできないな」
聖「いやまたヘンな目立ち方しちゃってるだろうが!!頼むから普通に旅行をさせてくれえええ!!」
訳もなく渋滞に嵌っていると、一気にこいつらを飛び越してやりてぇって思うことがよくあります。空を飛ぶ車って浪漫ありますけど、実現と実用化は夢のまた夢なんでしょうね。
ちなみに箱根には2回行ったことがあるのですが2回とも悪天候で霧に包まれていたという実績を持っています。鯛ラーメンも食べたのはかなり前なんですがさっぱりしてて美味しかった記憶があります。
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