大江戸大迷惑 迷宮無頼剣

公開日時:2020年10月6日(火) 21:57更新日時:2021年2月19日(金) 09:45
話数:51文字数:232,561
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あらすじ

江戸の猟奇殺人者・樋口二郎は死刑同然の迷宮放逐の刑を言い渡され、魑魅魍魎巣食う地下五階層に放り込まれるが、持ち前の悪運と生命力を発揮して地上へと舞い戻らんと奮闘する。

 

深層から地上を目指して迷宮を上がってくる機人。防人と呼ばれる異界との境界を守る達人たちなど、さまざまなキャラクターたちが樋口と出逢い、その運命と交錯する。

 

やがて迷宮から抜け出した樋口は己の存在を根底より揺さぶる真実を知ることになる。

 

苦悩と葛藤。

 

決して晴れぬ迷いを抱えたまま――

 

果たして樋口は迷宮へともう一度足を踏み入れるのだった。

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退会したユーザー ?
退会したユーザー 投稿日:10月15日

時代ものは苦手意識をもっておりました。それでもあらすじに惹かれて読んでみると、その世界観に魅了されました。この世界の用語が数多く出てきますが、わかりやすい筆致でもって混乱することがありません。確かな文章力で次から次へと読ませてくださいます。今後、物語が大きくうねる予感がひしひしと伝わってきます。おすすめです!

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