映画やアニメに登場する剣士や侍に憧れていた38歳の無職童貞クズニートである男は部屋の床で寝ていると、突然見たことがない部屋にいた。
その部屋には一つのベッドと12本の日本刀があった。男は一本の刀を選んで手に取り、引き抜いた。
するとその刀から少女の声が聞こえ、刀は光り始めた。
刀は少女の姿になり、男にある事実を言う。
『あなたは別の世界にいる一人の武神に殺されたのよ』
彼女の発言に男は意味がわからなくて混乱する一方だったが、彼女は突然、男をある異世界へ転生させる。
謎の光に当てられ、男が転生したのは剣と魔法の異世界だった。
これは一人のニートが時空を超えて一本の刀で異世界を斬り開く物語である。