地球に転生した魔法使いの僕は厄介事に巻き込まれやすいようです

その魔法使いは旧きお伽噺話を解明し、滅ぼす。
嵩枦 燐
嵩枦 燐

第一章 菩提樹にまつわる伝承

プロローグ

公開日時: 2020年9月8日(火) 20:00
文字数:546

はじめまして。

|嵩枦 燐《タカハシリン》と申します。

なろう、カクヨムでも活動していますが、作品を広く読んでもらいたく、この度ノベリズムにも投稿させていただきます。

どうか、よろしくお願いします。





それは……地球ではない何処かの世界で本当にあった事。


その世界を創造した神は己で産み出した自身の分身とも云うべき神々の計略に嵌まり、その身を封じ込められた。

その神々は後に人々から"邪神"と呼ばれた。

創造神不在の世界は邪神とその配下である魔族の手により、混沌と化し、人々はかつての平和を取り戻そうと団結し、ささやかな抵抗を繰り広げた。


しかし、人がまがりなりにも神に打ち勝てるはずもなく。

徐々に邪神と魔族の攻勢に押され、このままでは世界は滅びの一途を辿るしかなかった。

だが、創造神もただ封じられるだけではなかった。

完全に封じられる前に、己の因子を世界に解き放ち、邪神に対抗できる"使徒"を産み出していた。


使徒の因子を宿した者は創造神の力の一部を身につけて、其々、人の身に余る力を有していた。

使徒達は力を合わせ、邪神へ立ち向かい。

多大な犠牲と使徒の一人を失いながら、戦いは人側の勝利で終わり。

生き残った使徒達は役目を終え、因子を封印から解き放った創造神に返した後も、英雄として称賛され。


戦いで命を落とした使徒は英霊として祀られ、神格化された。


その使徒の名は■■■■■■


唯一、神と拮抗した魔法使いにして、神殺しを為した。

英雄と語り継がれる一人。

この世界の後世で魔法使い達から"魔神"と奉られる者である。



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