私は、そんな事を言っても信用出来ません。
しかし、彼女は私を驚かせる為にこんな事を言って来ます。
「えっと、こんな事も出来るのでしたっ! こんなのもあります」
そう言うと、指を鳴らします。
すると突然、空中に鏡が現われました。
その事に驚いている私に対して、彼女はこう言って来ます。
「こんなことも出来るのです。これは、ただの道具では無いのでございます。
なんと魔法の効果が付いているのでございまして……」
彼女は、得意げに説明を始めます。
私は、その話しを聞き流しながら、辺りの様子を窺うと、いつの間にか窓が無くなっている事に気がつきます。
慌てて彼女に、その事を問いかけようとするのですが、その時でした。
彼女は、私の手を握りしめてくると、こんな事を言ってきます。
「今、外では時間が止まっているので大丈夫でーす」
私は、慌ててこんな事を言ってやります。
「いやいやいやいや、そういう問題じゃないでしょうがっ!?」
そんな私の突っ込みにも全く動じず、彼女は私の手を握ったままでこう言うのです。
「だってぇ~、この空間で時間を止めれば、誰も邪魔される事はないでしょ」
そんな彼女の意見に対し、私は反論しました。
「確かにそうかもしれないけど、でも、そんなの駄目だよ」
すると彼女は、こう言うのです。
「えー、だって楽しいでしょっ!?」
そんな彼女の楽観的な考えを聞いて、呆れた私はこう言うのです。
「いやいやいやいや、普通に楽しくないわよっ!」
しかし、彼女はこんな事を言います。
「ふふっ、貴女のその表情、素敵よ」
なんて事を平然と言い出すのです。
その言葉に私は、驚きました。
なので私は、こう言うのです。
「なっ、何を言っているのよっ」
「ねぇねぇ、顔真っ赤っかだよんっ」
とからかうような口調で言ってくるのです。
私は恥ずかしさのあまり、また黙り込んでしまいます。
そして彼女は、またこんな事を言ってきます。
「ねぇ、キスしていい? そしたらきっと気分が落ち着くと思うの」
彼女は、そう言うと私を抱き寄せて、キスをしてきました。
最初は、軽く触れるだけのものでしたが、次第に舌を入れてきて、絡め合わせます。
私は、その行為を受け入れると、彼女もそれに応えるようにしてくれます。
そしてしばらくして口を離すと、こんな事を言い出します。
「ねぇねぇ。私が作った部屋、気に入ってくれたかなぁ~」
私はそれを聞くと、恥ずかしくなり思わずこんな事を口走ってしまいます。
「別にっ!? 気に入ったというわけじゃないんだけど」
しかし、彼女から出た言葉で私は、戸惑ってしまうのでした。
彼女は、こんな事を言います。
「えーっ、私達の為に頑張って作ったっていうのに、そんな冷たい言い方しないで」
そう言ってくると、私の乳房に顔を押し付けてくるのです。
私は、それに戸惑いました。
しかし、そんな私にはおかまいなしにまたこんな事を言ってくるのです。
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