岩場で休んでいるレルティーは辺りが真っ暗なのですから、
心細いというのは当然あるのです。
しかし、今、レルティー一人しかいないのですから、
辛抱するしかありません。
こんな所で休んでいると狼の遠吠えも聞こえるし、
少々、冷たい風も吹いているという感じです。
流石にここで眠ってしまうと良くないし、
日が昇るまでは眠る事は出来ないのです。
そんなレルティーはウトウトしてくると眠りそうになりますが、
何とか眠気に負けないよう頑張っているのです。
人間というのは眠気には勝てないし、レルティーは眠ってしまうのです。
どれだけ寝ていたのかは知りませんけど、レルティーは目を覚まして、
身の回りをキョロキョロしているのですけど、特に変わった様子もありません。
まだ朝になるにはお時間がかかるし、ここに留まっているのも危ないのですから、
せめて明るい場所まで移動しようとしているのです。
岩場から違う所まで移動しようとしているのですが、
やっぱり危ないのでやめるレルティーです。
『早く明るくならないかな』
そんな事を考えているレルティーです。
結局、岩場まで戻って来ているレルティーはこのままじっとここで
暫く休憩を取る事にするのでした。
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