序章
第一章 コウモリ城の呪い
第二章 魔の山に吹く風
幼馴染マールと共に冒険者をしているラビエス。彼の意識は、ある日の大怪我をきっかけに、転生した日本人のウイルス研究者に変わっていた。ウイルス研究の知識・経験は、治療師という副業において大いに役立ち、また、冒険生活に活かせる部分もあったのだが……。
転生前の趣味だった合唱の経験を思わぬ形で活用している、もう一人の転生者パラ。転生者ではないが、特殊な魔法が使える令嬢リッサ。ひょんなことから二人の仲間が加わり、四人パーティーとなった彼らの冒険は、大きな広がりを見せる。そして、最後には……。
ウイルス研究者とその仲間たちを描く、異色の転生ファンタジー。
(「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」でも掲載しています。第三章以降も続く「小説家になろう」版とは異なり、第二章までで完結としているため、終盤の展開が微妙に異なります)