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【第一回ノベリズム大賞・銀賞受賞】
ある日突然異世界に転移した主人公。混乱しているうちに謎の光球が飛んできて、彼女はあっさり死んでしまった。そして目が覚めるとまた同じ場所。俗に言う死に戻りである。
それを異世界転移の特典だと考えた主人公は、自分の死を積み重ね、なんとか異世界で保護者を作った。
更に彼女は、与えられた住居でこの世界が乙女ゲームを下地にしたものだと知る。
また、朧げな記憶の代わりに「リューネ」という名をもらったりもした彼女だが、そのうちに魔力耐性がほぼゼロの幼児よりも弱い身体だと判明した。
果たして、魔法が主流の異世界で一番弱い脆弱ヒロインリューネは、無事故郷の日本へ帰れるのだろうか。
様々な問題に振り回されながら、彼女は今日も死に戻りを繰り返す──