心縛られし伝説のスケバン
鹿野山有栖(旧姓:古里) 17歳
アライメント Chaos - Light(善を為すため手段を選ばぬ者)
レディースグループ羅美吊兎叛徒の元総長、現在は引退して社長令嬢。
伝説のスケバンと呼ばれており、その頃の気性は抑えきれるものではないが、必死で抑制しようとしている。
そうする大きな理由は父や自分に優しくしてくれた継母への恩義尊敬が大きく、本質的には真面目な堅物と言えるかもしれない。
そんな彼女は心の奥底に罪悪感と後悔を抱えており、それが起因した無茶を行いがちである。
また、本人も理解していない何かしらの力も持っており……?
趣味はツーリングとロック鑑賞。
身長は160センチ、髪は染めものの金髪で服の下は筋肉質。
ちなみに不良になった理由が理由なので酒もたばこもしないし、バイクのマフラーに関しては静音化すらしている綺麗なスケバンである。
猫を被った虎心の乙女
稲葉真白 17歳
アライメント Chaos - Dark(望みのためなら悪をも為す者)
レディースグループ羅美吊兎叛徒の元副長、ヤクザの家に生まれた娘。
伝説の副長と呼ばれる頭脳派であり、いつも笑顔の朗らかな少女。
他者をからかうような言動も多いが人当たりが良く、相手をよく見ているタイプ。
だがその内心は有栖への狂気的とも言える愛情に満ちており、彼女の敵に対しては一切の容赦をしない。
恋に狂う悦びを知る女であり、愛に生きる献身的な女でもある、作中随一の一途な純愛派。
サディスティックな面も有り、趣味は盆栽、料理、拷問など他者への生殺与奪を自らが握っているのだと感じられるもの。
身長は157センチ、色白で黒髪が似合う女、実は隠れ巨乳。
穏やかなる洞察者
シャハル・シャレム 16
アライメント Neutral - Neutral(善にも悪にも傾く者)
豪商デネボラにメイドとして仕える犬獣人(ダルメシアン系)の少女。
元貴族であり、他貴族の内偵を行うような名家の生まれ。
だが親から何の娯楽も与えられず嫡子としての義務と勉強だけを与えられるような教育虐待の果てに、初めて触れたギャンブルに熱中してしまう。
その後、家に有る民の税金にまで手を出した結果勘当された。
その為、穏やかで人当たりが良い性格の裏に、他者へ押し付けるだけ押し付けて期待通りにならなければ全てを奪うような貴族社会への憎悪を抱いている。
元ギャンブラーだけあり、他者を見る目は有るタイプ。
身長165センチ、それなりの巨乳であり服の下は複乳。
逆境を撥ねのける反逆児
オノス・トレンマ 21
アライメント Chaos - Neutral(手段を問わず善も悪も為す者)
元貴族の浮浪者、執拗な差別を受ける民族ペクス人の産まれ。
トレンマ家は被差別種族のペクス人で唯一貴族に上り詰めた家柄だったが、放火により家族は全滅、一人路上生活をしてきた。
そんな生活をしていたため、真っ当に生きることは諦めており窃盗の果てに密輸組織と関わりを持とうと試みることも。
暮らしが暮らしだったため、体はかなり不健康で痩せ型を通り越して服の下はかなりのガリガリ。
身長も年齢の割に161センチと小さく、血色も不健康。
だが周囲から向けられる悪意に負けてなるかという反骨心と、パンをくれた恩人にもう一度会いたいという気持ちから不健康でも出来る戦いを考案しており、状況が整えばかなり強い。
諦観を抱えた人狼
戸西朧(プルミエで名乗る偽名はオボロートニ) 25歳
アライメント Neutral - Light (善良だが手段を選ばない時も有る者)
魔物の国モストロの軍人、相手の心を落ち着ける魔眼を持つくたびれて自堕落な中間管理職。
向上心と諦め、罪悪感と葛藤の板挟みに遭っている複雑な性格であり、その性格が彼女を中間管理職にとどめているが、世が世なら英雄となれる逸材。
またこういった状況でも同じ狼である同胞への愛と誇りは捨てておらず、それを汚された際には烈火の如く怒りを露わにする。
普段は人間形態として色白で金目の女性という姿を取るが、真の姿は黒い翼を持つ白狼の獣人。
その為、普段色白に見えているのは実を言うと薄い毛が全身を覆っているためそう見えていたりする。
身長は173センチ、服の下は筋肉質。
実を言うと変身時に服が破れるので隠れた特技としてパッチワークが有る。
人を喰った慈母
窮奇 自称永遠の17歳(即位から150年)
アライメント Chaos - Neutral (手段を問わず善も悪も為す者)
魔物の国モストロの魔王、有翼四足歩行の虎。
体長330センチメートルの体重290キログラムというオスのアムールトラばりのサイズだが、メスでありささやかなアピールとして頭にティアラ、尻尾にリボンをつけている。
純白の翼を有しており、それで飛行することも可能、その場合は速さ重量鋭さの合わさったシンプルに強い一撃が放たれることに。
性格は人を喰ったように飄々としており、何を考えているか分からない性格。
だが同時に国民全てを我が子同然に愛しており、母性的でも有る。
また、対になる存在として勇者がおり、愛しているようだが……?
紳士にして強者たる豪商
デネボラ・バンデラス 36歳
アライメント Law - Light (法に従い善を為す者)
レプレの街で一番の豪商、兎獣人の中年男性。
元々は小さな商家の出だが、両親の死後家業を継いだ際に商才を開花させ、交易によって街一番の商人まで上り詰めた。
細身で穏やかな中年紳士だが、柔術に長けており荒事には強い。
しかし最大の隠し武器は兎獣人特有の脚力だろう。
足技に長けている彼は、蹴り一つで相手の骨を容易くへし折ることが出来る。
180センチの身長と兎獣人特有のハムストリングや大臀筋などの筋力が凄まじい威力を生み出すのだ。
ただし彼はそこまでの力を使うことは避けるべきと考えており、滅多に用いることはない。
好奇心旺盛な補佐官
我孫子ミケ 15歳
アライメント Law - Light (法に従い善を為す者)
窮奇の補佐官、代々補佐官を務めるエリート家系の出であり、優秀な才女。
一方で窮奇の人を喰ったような態度には振り回されている面が有る。
人間形態は黒茶ツートンカラーの髪に左右白黒の猫耳が生えた少女だが、真の姿は三毛猫獣人。
猫獣人は全体的な傾向として好奇心が強く、相手のことを深く知りたがる面が有る。
そういった面は寂しがり屋であり相手を深く知ることで孤独を癒やそうとする傾向によるものではないか、と言われているが本人は強く否定しているようだ。
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