おやめくださいっ! 政宗様っっ!!

のららな
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第一巻 設定集

設定集 キャラ紹介 勢力図と戦場図 参考文献

公開日時: 2020年11月3日(火) 16:53
更新日時: 2021年1月1日(金) 03:23
文字数:1,053

 キャラクター紹介と第一巻に関連する地図纏めました。

 分かり辛い等のご指摘、地図上で不明な点がありましたら、気軽にコメントお願いします。



 伊達いだて  藤次郎とうじろう  政宗まさむね


 本作の主人公。


 伊達家十七代当主。

 仙道及び、東北南部を制した奥州の独眼龍。

 蘆名家や最上家、佐竹家と鎬を削り、奥州に一大勢力を築いた。

 しかし時流には逆らえず、天下人たる豊臣家に膝を屈し、秀吉亡き後は徳川家康に接近、最終的には仙台藩六十二万石の藩祖となった。

 なお、史実とは異なり今作では褐色美少女である。



 伊達いだて  藤五郎とうごろう  成実しげざね 


 本作の主人公。


 伊達いだて輝宗てるむね 政宗親子に仕え『武勇の成実』と評された。

 政宗の片腕として人取橋の戦い等で活躍。伊達三傑の一人に数えられるが、政宗と折り合いが付かず出奔。のちに帰参している。

 晩年は亘理郡領主として政務に力を入れ、亘理伊達家の基礎を築いた。




片倉かたくら  小十郎こじゅうろう  景綱かげつな


 伊達輝宗、政宗親子に仕え『智略の小十郎』と評される。

 伊達三傑の一人として、伊達家の主だった戦に参陣。豊臣による北条征伐時には、豊臣家に下るよう政宗に進言して伊達家存続に尽力する。出奔を企てたこともあるが、姉の喜多に諭され未遂で終わった。

 晩年は白石郡領主となり、政宗を最期まで支えた。

 



 片倉かたくら  喜多きた


 片倉小十郎とは父違い、鬼庭綱元とは母違いの姉。


 政宗の幼き頃より教育係を務め、人格形成に多大な影響を与えたという。

 伊達家が豊臣家に従った後、政宗の奥方である愛姫と共に京都・伏見の伊達屋敷に赴くと、秀吉は聡明な彼女の才を愛し『少納言』と賞賛した。

 政宗の勘気を被り蟄居を命じられたが、のちに許され、晩年は弟の片倉小十郎と共に白石に移り住み、同地で余生を過ごした。




 鬼庭おににわ  綱元つなもと


 伊達輝宗、政宗親子に仕えた『外政の綱元』と評される。

 伊達三傑の一人として主に政や外交面で活躍し、豊臣家や徳川家との折衷役として重きを成した。秀吉の囲碁仲間として気に入られた為に政宗に謀反を疑われ出奔、後に帰参している。

 晩年は政宗死後の伊達家を見守り、政宗の亡くなった日付と同じ日に九十二歳でこの世を去った。



第一巻 全体図


伊具郡攻略戦 簡易図。

(地図はGoogle Mapを使用しております)



主な参考文献。


『成実記』著・伊達 成実(仙台叢書第三巻 仙台叢書刊行会)

『奥羽永慶軍記 復刻版』著・戸部 一憨心 正直(校注・今村 義孝)(無明社出版)

『名将言行録 現代語訳』著・岡谷 繁実 北小 路建 中澤 恵子(講談社学芸文庫)

『戦国の軍隊』著・西股 総生(学研パブリッシング)

『城取りの軍事学』著・西股 総生(学研パブリッシング)

『東国武士たちの戦国史』著・西股 総生(河出書房新社)

『戦国の陣形』著・乃至 政彦(講談社現代新書)



主な参考サイト。


『戦国ちょっといい話、悪い話まとめ』

『伊達成実専門サイト 成実三昧』

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