れいまり達の学校生活

東方Project二次創作物
霧ちゃん
霧ちゃん

第1話 空飛ぶ転校生?

公開日時: 2022年5月11日(水) 17:14
文字数:2,842

学校━━━━朝の休み時間

「今日転校生来るらしいね」

「あ!それな!どんな子が来るんだろ!可愛いのかな?」

「ねぇ待って女の子の仮定?男の子の可能性もあるじゃーん!」

「霧雨ちゃんはどう思うのー?」

「はぁ…どっちでもいいだろ…」

(どっちだって仲良くなれたりしないしさ)

「皆ー席に付けー」

「はーい!」

「はいはい…」


「転校生の紹介よ。簡単に自己紹介を頼みますよ」

「博麗霊夢。…それだけよ」

「も、もう少しあるかな?」

「神社で巫女してるわ。よろしく」


「巫女、?嘘可愛いし!」

「絶対仲良くなりたいよねー」

「巫女の友達とか凄い映そう!」


「じゃあ、霊夢さんは…、魔理沙さんの隣ね!」

「え…」

「魔理沙さん!色々教えてあげてねまだ5月だし少し教えてあげたら皆と追いつく位だから」

「あ…はい」

「なんであの子!?」

「私の後ろがよかったんだけど〜」


「…よろしく」

「あ、お、おう?」




授業中

「…霊夢」

「何かしら」

「授業中くらい変な文字書くの辞めようぜ…」

「失礼ね。札書いてるのよ」

「それは分かるんだけどさあ…」

「おい、今は数学の時間だぞ、お前ら静かに出来ないのか」

「出来ないって言ったr」

「霊夢…!」



お昼休み

「ねぇ巫女ちゃん!一緒にご飯食べよー」

「えー!狡い私もー!」

「…人気だな、私とは…食べたくないよな」

「ねぇあんた達」

「なになにー」

「どしたのー?」

「私、魔理沙と食べるから。じゃあね」

「あの子何?」

「可愛いからってずに乗り過ぎじゃない?」

「今回は許してあげようよ可愛いし」

「それもそっか、転校初日だし、怖いのかもね」


「え、あ、霊夢!?」

「あんたいつも1人でしょ」

「それは…」

「気に入らないの。あんたが1人なの」

「な、なんでだよ、」

「三つ編み…」

「え、これか?好きでやってるんだ…なんだ?文句か?」

「違うわよ、可愛いなって、私にもやってくれる?その…それお揃い?コーデ?って奴を…」

「コーデって…わかった、じっとしてろよ?」

「子供じゃあるまいししてるわよ」


「…出来た!」

「あ…、魔理沙、鏡見に行きましょ!」

「食べる時間無くなっちゃうぜ〜!」

「可愛い…!ありがと!あんたこんな事出来るのに、周りに人が居ないのが何か不思議ね」

「1年の頃はそんなことなかったんだ、ただ、2年の時…遅刻しそうになって箒で飛んだら、魔法使ったら…」

「私。空が飛べるの」

「え…?」

「空飛ぶ巫女なの。これで同類よ」

「…ふふっ、変な奴」

「何よ」

「んーん!友達みたいに絡んでくれて、すごーく!嬉しいから!」

「何言ってるのよ友達じゃないわよ」

「そりゃわかってr」

「親友よ」

「え…?今なんて…」

「親友。私あんたと一緒がいい。その…楽しいから、」

「一日だぞ?」

「良いの、勘がそう言ってるだけ」

「勘…?」

「さ、ご飯食べましょ、」

「あ!!まってよ霊夢う!!」


放課後

「博麗さん一緒に帰ろ!」

「私も私もー!」

「あ…私あんた達と違う方向なの。ごめん」

「そうなんだー!じゃあまた明日ねー」

「うん。じゃ。」


「…魔理沙、そんなとこで何やってんの」

「野良猫に!餌やり!」

「へ、へぇ…そーなのねー?」

「霊夢もやる?可愛いぜ!」

「ふふっ、やるわ」

(学校の時と雰囲気違うけど、これも魔理沙?)

「ほらほらはやくー!」

「変なの」

「えー?」

「んーん。ほら…」

「霊夢」

「何かしら」

「楽しいって事、思い出させてくれてありがとう!」

「何よ。私何もしてないわよ」

「どーかなぁ?」

「全く、帰るわよ」

「え?方向同じなのか?」

「真逆」

「は?」

「あんたと帰りたいの」

「じゃあ!どっちがはやく飛べるか競走な」

「じゃあ明日のお弁当掛けて勝負よ」

「やりぃ!」


「はい楽勝」

「うう…私魔力使ってるんだからなぁ、!」

「私も霊力使ってるわよ」

「…なぁ」

「ん?」

「霊力無くなっちゃうと、霊夢死ぬ?」

「死ぬわね」

「使いすぎるなよ…」

「心配?」

「違う!!じゃあな!私帰るぜ!」

「はいはい、また明日」


次の日

「おは…よう?」

「ひっ…霊夢…」

「おはよー霊夢!この子おかしいんだよ!変な本たくさんもってきて、先生に言うって言ったら泣いてお願いしてきてねー」

「…はぁ、」

「霊夢…?」

「辞めなさいよ、めんどくさいのは嫌いよ」

「え、?」

「あんた達、本当に退治されたいの?こう見えても博麗の巫女なの。あんた達なんて封印する事も出来るわ」

「そ、そんな、こんなの魔理沙が…!」

「大切な物なんでしょ。じゃあ私も。あんたの大切な物奪おうかしら?」

「…トイレ行こ!」

「…それな!!」



「大丈夫?」

「れい…む、私…」

「ん?」

「ありがとう…、私…こんなに…」

「泣いてるから分かんないわ。落ち着いたら言ってくれる?」

「えへへ…そうだなっ、…これな、霊夢に見せるために持ってきた。私の家な、ちょっとしたお店なんだ」

「へー、それ魔導書?」

「よくわかったな!」

「当たり前よ」

「ほーう、そうか!これはお前からしたら当たり前!」

「ねぇ魔理沙。制服着てこなくて大丈夫なわけ?」

「あー…、好きだからこうしてるんだ。魔法使いみたいだろ?」

「魔法使いってメイド服着てるっけ?」

「あはは…」


「皆おはようございます今日は、朝から視力検査がありますからね」

「しりょ…?なにそれ…」

「霊夢さんも、前の学校でしていると思うので、そんな感じて大丈夫ですよ」

「…あーはい…?」

(此奴絶対わかってない!!霊夢!!!)



「ねえ、視力検査って何?」

「えーと、目の検査?」

「へー。そうなのね私ここの学校が人生初なのよ」

「よしじゃあ、霊夢!」

「何?」

「放課後素敵なとこに連れていくからな!」

「あー、うん。よろしく」


視力検査

「こう…よね!」

「博麗さん何者…」

「普通に見えるわよ。こんなの」

「じ、じゃあこれ…」

「はい右」

「ええ…と、よく見えてます????」


「霊夢お疲れ!」

「あーうん。魔理沙」

「何んだー?」

「私に人が近寄らなくなった」

「そりゃな!!クラスで飛び回るし札飛ばすし」

「やっぱり…変だから?」

「違う!霊夢はふつーのこ!」

「そうよね」

「そうよね???」


帰り道

「ねぇ魔理沙、」

「んー?」

「ここ何処」

「ショッピングモール!」

「何それ」

「えーと、物がたくさんあるとこ!」

「ふーん、」


「お客様困ります!!」

「え?これ何が違うのよ」

「これは!そうしてやるものじゃあないんです!!」

「ああ!!霊夢!!お前なんで試着室の上で座ってんだよ!!」

「景色見るとこかと思ったわ」

「ていうか、どう登ったんです!!」

「とん…」

「霊夢!!」

「よっと、これでいい?」

「なんて言う運動神経…」



「霊夢これうまいぞー!」

「うん、これ美味しい」

「霊夢たくさん買っちゃったぜー」

「一緒に食べたら大丈夫よ」

「ふふ、そーだな!」


「あの…」

「何かしら」

「ん?」

「私も食べたいです…」

「いいぜ!ほらここ座って!」

「ん。これあげる」

「ありがとうございます!私の名前は、東風谷早苗!よろしくお願いします!」

「東風谷早苗…か、!よろしくな!」

「ん。霊夢と呼んでくれれば反応するわ。よろしく」

「はい!」

「私は魔理沙だぜー!」

「魔理沙さんと、霊夢さん!」



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