総司「もしも、もしもだよ?願い事が3つ叶うなら何を願う?」
琴音「いきなりだな。3つねぇ、急に言われてもなぁ。総司は?」
総司「ジーニーを自由にする」
琴音「わかった。これはジーニーが相手なんだね」
総司「結局、ジーニーが一番コスパが良い。ドラゴンボールは三回転させなきゃならんしね」
琴音「願い事にコスパという概念を持ち込もうとするのはアンタかひろゆきくらいだろうよ」
総司「っで、2つ目はねぇ、、、」
琴音「おっと、ジーニーは自由になったんだよ?」
総司「そうだね。だから2つ目は、、、」
琴音「だから、ジーニーは自由なの」総司「分かってるよ。話の腰を折る人だな。2つ目はね、、、」
琴音「あのね、総司君。ジーニーは自由になったのだから、ご主人様の言うことは聞かなくても良いんだよ?」
総司「おー、ミステイク!じゃあ、それは止めにして、、、」
琴音「ジーニーは願い事を取り消したりはしない」
総司「あ、あー、じゃあ、言うことを聞くように、、、」
琴音「ジーニーは人の心を変えたりはしない」
総司「わかった!2つ目を聞いてもらうようにジーニーにへつらう」
琴音「主従逆転!」
総司「えっ?じゃあ、ジャファーにかしずく」
琴音「まさかの寝返り!」
総司「だよね。じゃあ、スルタンにこびる」
琴音「拝金主義!あっ、スルタンは願い事を叶えないじゃん」
総司「わかった。じゃあディズニーにすり寄る」
琴音「アラジンから出てきた!物語から出てきちゃったよ!」
総司「じゃあ、ブルーフェアリーを召喚する!」
琴音「異世界転生!」
総司「分かった。2つ目の願いと3つ目の願いをまずは聞くだけ聞いてもらって、私欲から願い事をしてるヤツじゃないというところ始めて、どうにか2つ目を、あわよくば3つ目を叶えてもらう」
琴音「私欲丸だし!」
総司「じゃあ、どうしてほしいの?」
琴音「いや、お前がどうしたいんだよ」
総司「ともかく、2つ目の願いは猿の手をねだる」
琴音「別の呪具!でもそれ、叶えたところで救いようのないオチがあるヤツでしょ」
総司「これと交換で願い事を一つ叶えてもらう」
琴音「まさかの魔法のFA!」
総司「っで、最後に1つ願い事を伝える。君がいつまでも幸せであって欲しい」
琴音「えっ、何急に、、、何、心の準備出来てないんだけど」
総司「んっ?ジーニーに言ってるんだよ」
琴音「あっ、ジーニーか。真剣な目をしてたから、、、って恥ずかしいわ!なんかめちゃ恥ずかしいわ!」
総司「恥ずかしがることなんて無いよ。琴音もジーニーが好きなんでしょ?
琴音「いや、違うし。ジーニーは好きだけど、そこじゃねぇし」
総司「何?もしかしてジャファー派?」
琴音「アラジンから離れろ」
総司「ともかく、3つ願い事を叶えるんだ。大好きなジーニーのために!」
琴音「、、、ねぇ、私には無いの?」
総司「琴音用のお願い?無いよ。琴音の願いを叶えるのは僕がやるから」
琴音「、、、も、もぅ、総司ィ////」
読み終わったら、ポイントを付けましょう!