殴さん小話・第十六夜「没個性の【闇】」が始まるよぉ~~(*'ω'*)ノ
世界初の消しゴム版画家で……『ガコッ!!』
ナンシー関こと関直美か!!( ゚Д゚)=〇))з`)なんで、そこまで知ってる!!
はい、どうも。
毎度毎度懲りずに「関さんシリーズ」を冒頭に持ってくるアホンダラァ殴り書き書店でございます。
今回ご紹介したナンシー関さんは、沢山の著書を出されているコラムニストであり、消しゴムの版画家としても、とても有名な方ですね♪
ですが残念な事に、2002年にもぉ亡くなっておられる方なんですがね。
ご冥福をお祈りいたします<(_ _)>
さてさて、そんな感じで、恒例の関さんシリーズを終えた所で。
今回のお題は、そんな個性的なナンシー関さんの仕事に因んで【個性】についてのお話して行きたいと思います。
……っと言いますのも。
昨今、この【個性】と言う物が、ドンドン薄れてきており。
これは少し危険な状態になりつつあるなぁ、っと思いましたので、このお題を書く事にした次第でございます。
但し、この見解は、私個人の意見に過ぎず、必ず正しいとは限りませんので、そこはご了承ください。
では、それを踏まえた上で行ってみましょう(*'ω'*)ノ
***
ではまず【元より『個性』とは、何なのか?】っと言う疑問があると思うのですが。
個性とは元来、その人の性格や、性癖……言わば『性と言う文字が付く』「1人1人の欲望を表す記号」でありまして。
もっと解り易く言えば『他の人にはない、その人だけが持っている独自特化した部分』を指して言うんですね。
……っで、こう言った特化部分を表現する事によって、よく似た思考を持つ人間と共感をし。
話が合うが故に、後に『同志』に成ったり『ファンに成ってくれたり』して下さる訳ですね。
要するに個性とは、ある種の『他人と知り合う為のコミュニケーション・ツールの1つ』である訳です。
(全く話が合わない人と、仲良くなろうとは、普通はあまり考えないですからね(笑))
まぁこの辺は、私が言うまでもない話なので、もう既に皆さんにも、ご理解お頂けてるとは思うのですが。
この様な効果がある【個性と言うコミュケーション・ツール】を捨てて、昨今【没個性】に成ってる方が多いんですよね。
勿論、その理由は、言わずと知れた『承認欲求』の話に成ってしまうのですが。
毎度毎度、承認欲求の話ばかりしても面白くもないし、進歩も無いので、此処では、ちょっと違う方向で話を進めてってみましょう。
では、どう言う風に話を進めていくかと言いますと……
「全体的に没個性に成ると、どう言う弊害が社会に出るか?」っと言うのをお話ししましょう。
①『没個性しているモノを個性と感じ、没個性同士が共感しだす』
これ、何気に書いてますが、非常に怖いお話でしてね。
この現象は、小説界だけに限らず、YouTubeとかでも氾濫しているのですが。
没個性に成れてしまった人間と言うのは、もう既に同じ様な作品を見ても【個性的だ】と感じる様に成ってしまっていて、自分の感性が腐って来ちゃってるんですね。
そして、そう言う人間はいずれ、本当の意味での個性的な作品に興味を持たなくなって拒絶し、自分が求めているのかどうかも解らない様な、何処かで見た様な似た作品ばかり求める様に成っちゃうんですよ。
まぁこれを【流行りに乗ってる】っと表現出来なくもないのですが。
本来、自分の興味のあるものを殺してまで『他人と同じ感覚に成る必要性』なんて、何処にもないと思うんですね。
勿論、こう言うのは【順応性が高い】って言う言い方をする事も出来るのですが。
私はこれを、順応性が高いのではなく。
ただ単に『集団心理から、世間に流されてるだけじゃないの?』ではないかと思いますよ。
そして、これを、世間一般では、どう言うかと言いますと……『洗脳』
『流行り』っと言う甘い言葉に乗せ、人間の一番抵抗し難い集団心理を使い。
一気に一般人の思考能力を低下させて、個性を潰して行こうと言う作戦なのではないかと思います。
まぁ此処まで来たら、陰謀論っぽくなっちゃうのですが。
現に「没個性な人間が増えれば」企業としては、同じ様な作品を作るだけで良いので、楽に儲ける事が出来ますし。
それを作るクリエーターサイドも、何処かで見た様な作品を作り出すだけで、ある程度の評価は受けれる。
その上、国民が馬鹿に成れば成る程、国は国民を扱い易くなりますよね。
なので、洗脳されていると言う認識が無ければ、これは、ある意味、WIN WINな関係なのかもしれません(笑)
ですが、幾ら楽で儲ける事が出来るとは言え。
この様な一般人の思考を停止させた様な劣悪な状況を続けてしまうと……待っているのは、各業界の破滅。
そして、それに伴って、クリエーターの破滅。
どちら側の人間だとしても、一度でも楽を憶えてしまった人間は、もぉ以前の様には戻れない。
例え『このままじゃダメだ!!』っと洗脳が解けたとしても、もぉ既に頭が楽を憶えてしまっている状態では、ロクな企画も出来ず、ロクなプロットも作れず、最終的には、どうやっても楽な方向にだけ思考が行ってしまうだけ……
もぉ既にこの時点では、完全にクリエーターとしては破滅しているんですよね。
まぁ勿論、数年かければ、どうにか自分の元の感性を取り戻す事も出来るかもしれませんが。
そんな自分を取り戻す為だけに数年掛ける位なら、最初から自分の個性を前面に押し出して、人気を得る方が楽だと思うんですがね。
そんな単純な事にも気付かず、今の時代はまさに『没個性』っと言う波に飲まれて、自らの手で、自らの才能を潰しているのではないかと思います。
……っで【結論】
どのような業種であっても、個性がないと言う事は……
①よく世間では、中国人さんの作った物を【劣化コピー】だとか【粗製乱造品】なんて馬鹿にしてる人が居ますが、なんの事はないです。
流行りにだけ流されて【人の物真似をして、その人の劣化した様な作品を作ったり】
それを【粗製乱造してる日本のクリエーターさん達】が、そんな中国人さん達と、なにかが違うと言うのでしょうか?
それをして儲けたり、人気を得てる時点で貴方達も【劣化】だの【粗製乱造】だのと散々馬鹿にしている中国人さん達と同類ではないですか?
そこに、ちゃんと気付いてますか?
そんな単純な事にすら気付かなくさせられている【没個性と言う現象】は、それ程までに人間の思考を停止させるっと言うお話でした(笑)
この話、信じるも、信じないも、貴方次第なのです〇'ω'*)
―――おちまい(笑)
こんなロクデモナイお話に、最後までお付き合いくださいまして、誠にありがとうございましたぁ<(_ _)>
よく中国人さん達を見下した様な言い方で【劣化コピー】だの【粗製乱造】等と言う方が沢山おられたので。
今の日本の状況も、中国さんとそんなに変わらないのに、何を勘違いしてるのかなぁ?って思い、この文章を綴らせて頂きました。
ってかですね。
この認識を、ちゃんと持っていない方が多く。
国会議員の某蓮さんの様に『強大なブーメランが突き刺さってる』事に気付いていないのが、余りにも日本国民として恥ずかしいので、この認識をして欲しかったんですよ。
これ、いい加減気付いて貰わないと、無茶な事ばかり大声で言ってる隣国の発言位、恥ずかしい行為ですからね。
って事で、今、自分の持っている個性は大事に育てましょう♪
さてさて、そんな訳で、このお話はお仕舞なのですが。
次は、何を書こうかなぁ……(笑)
読み終わったら、ポイントを付けましょう!