俺はスピカに濃厚なキスをした。
「おい、大丈夫か?」
「はっ……。はい。もちろんですっ!!」
「ならばいいが」
「ですが、ライル様が私のことを想ってくれているなんて……嬉しいです。すぐに嫁入りの準備を――」
スピカがそんなことを言い出す。
ただキスをしただけで嫁入り?
ずいぶんと初心なことだ。
「勘違いだ」
「え?」
「俺はお前を嫁に迎えるつもりはない」
俺はそう断言する。
S級スキル竜化を持つ俺の妻には、俺と同格のリリアが相応しいだろう。
また、俺の幼なじみにして、俺がツライときに支えてくれたルーシーという存在もある。
たかが商館の娘ごときが俺の妻になれると思ってもらっては困る。
「そんなっ!」
スピカが悲壮感漂う顔になる。
「だが、遊び相手としては悪くない。これからもよろしく頼むぞ」
「え……。は、はいっ!」
スピカの表情が一転して明るくなる。
遊び相手に認定しただけで喜ぶとは。
こうして健気なところもあるんだよな。
妻にするほどではないが、適当にキープしておくのはありだろう。
「次は、こっちの具合を確認しようか」
「きゃあっ」
俺は彼女の胸に触れる。
まだ発展途上の慎ましい膨らみが感じられた。
「もっと触れて欲しいか? こうやって」
「やぁん。ふぁいぃっ! らいるさまぁぁ~ん」
俺は彼女を愛撫していく。
「んぁっ! そ、そこは、くすぐったいれふ……」
「感じてきたのか? 先端の突起も固くなってきたぞ」
「はい。きもちいいれす」
「どれ、下着の中はどうなっているかな?」
「ひゃうん。だめです。ライル様ぁ。濡れちゃいます……」
「ほう。既にこんなに溢れているではないか」
「あうぅ。申し訳ありません」
「謝ることではない」
「はい。でもぉ……恥ずかしくてぇ」
「だが、俺の手で直接触れられるのは嫌か?」
「いえ、そういうわけでは……。ただ、ドキドキしてしまうんです」
「フッ。素直な奴だ。可愛いぞ」
気高いリリアや幼なじみのルーシーは魅力的だ。
また、当初反抗的だったアイシャやミルカも悪くない。
しかし、スピカのように全面的に従順な娘もたまにはいいな。
「ありがとうございますっ! はうう……。もう、限界れす」
「では、こちらの方も確認するか」
「はい。お願いします。ライル様」
「よろしい。では、失礼する」
「んっ!」
俺はスピカのショーツを脱がし、彼女の秘所を確認する。
「ほう。綺麗なものだな」
「あぁんっ。あんまり見つめられると……。あぁん、ぞくぞくしちゃいましゅ……」
「遠慮するな。さぁ、可愛がってやるぞ」
俺は、商館の客室でスピカの肢体を味わっていく。
そして、無事に彼女へ”竜の加護”を与えることに成功したのだった。
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