S級スキル【竜化】持ちの俺、トカゲと間違われて実家を追放されるが、覚醒し竜王に見初められる。今さら戻れと言われてももう遅い。お前たちは、俺たちの属国として面倒を見てやるよ

猪木洋平@【コミカライズ連載中】
猪木洋平@【コミカライズ連載中】

95話 スピカ

公開日時: 2022年9月21日(水) 21:39
文字数:1,069

 俺はスピカに濃厚なキスをした。


「おい、大丈夫か?」


「はっ……。はい。もちろんですっ!!」


「ならばいいが」


「ですが、ライル様が私のことを想ってくれているなんて……嬉しいです。すぐに嫁入りの準備を――」


 スピカがそんなことを言い出す。

 ただキスをしただけで嫁入り?

 ずいぶんと初心なことだ。


「勘違いだ」


「え?」


「俺はお前を嫁に迎えるつもりはない」


 俺はそう断言する。

 S級スキル竜化を持つ俺の妻には、俺と同格のリリアが相応しいだろう。

 また、俺の幼なじみにして、俺がツライときに支えてくれたルーシーという存在もある。

 たかが商館の娘ごときが俺の妻になれると思ってもらっては困る。


「そんなっ!」


 スピカが悲壮感漂う顔になる。


「だが、遊び相手としては悪くない。これからもよろしく頼むぞ」


「え……。は、はいっ!」


 スピカの表情が一転して明るくなる。

 遊び相手に認定しただけで喜ぶとは。

 こうして健気なところもあるんだよな。

 妻にするほどではないが、適当にキープしておくのはありだろう。


「次は、こっちの具合を確認しようか」


「きゃあっ」


 俺は彼女の胸に触れる。

 まだ発展途上の慎ましい膨らみが感じられた。


「もっと触れて欲しいか? こうやって」


「やぁん。ふぁいぃっ! らいるさまぁぁ~ん」


 俺は彼女を愛撫していく。


「んぁっ! そ、そこは、くすぐったいれふ……」


「感じてきたのか? 先端の突起も固くなってきたぞ」


「はい。きもちいいれす」


「どれ、下着の中はどうなっているかな?」


「ひゃうん。だめです。ライル様ぁ。濡れちゃいます……」


「ほう。既にこんなに溢れているではないか」


「あうぅ。申し訳ありません」


「謝ることではない」


「はい。でもぉ……恥ずかしくてぇ」


「だが、俺の手で直接触れられるのは嫌か?」


「いえ、そういうわけでは……。ただ、ドキドキしてしまうんです」


「フッ。素直な奴だ。可愛いぞ」


 気高いリリアや幼なじみのルーシーは魅力的だ。

 また、当初反抗的だったアイシャやミルカも悪くない。

 しかし、スピカのように全面的に従順な娘もたまにはいいな。


「ありがとうございますっ! はうう……。もう、限界れす」


「では、こちらの方も確認するか」


「はい。お願いします。ライル様」


「よろしい。では、失礼する」


「んっ!」


 俺はスピカのショーツを脱がし、彼女の秘所を確認する。


「ほう。綺麗なものだな」


「あぁんっ。あんまり見つめられると……。あぁん、ぞくぞくしちゃいましゅ……」


「遠慮するな。さぁ、可愛がってやるぞ」


 俺は、商館の客室でスピカの肢体を味わっていく。

 そして、無事に彼女へ”竜の加護”を与えることに成功したのだった。

読み終わったら、ポイントを付けましょう!

ツイート