「ブヒッ! ……くっ! な、何をするんだ!」
「ん? 雌豚に相応しい対応をしているだけだが?」
俺はメスタの背中に足を載せる。
なかなかの弾力だ。
これはいいクッションになるかもしれんな……。
「や、やめろぉ!」
メスタが抵抗しようとする。
村で奴隷として飼われ続けていたのに、まだ精神が折れていないのか?
精神力だけは悪くないかもしれない。
――いや、こいつの場合は学習能力がないと言うべきか?
奴隷の分際でこのような態度を取ってしまうと――
「ちっ! ライルさまに反抗的な態度をとってんじゃねぇよ! この雌豚がっ! オラァアアッ!!」
バシイイィン!!!
強烈なムチの音が室内に響く。
ミルカが鞭を振るったのである。
さすが竜の加護持ちといったところか。
目にも止まらぬ早業である。
凄まじい速度で振るわれた一撃により、メスタの背中の皮が大きく裂けてしまった。
血が滴り落ちるほどの大ダメージだ。
「うぐっ!? あひぃぃぃいっ!?!?」
あまりの痛みに絶叫を上げるメスタ。
しかしミルカの攻撃はまだ終わっていない。
そのまま何度も何度も叩き続ける。
パシィンッ!!
バチィーンッ!!
バッチィイーンッ!!
容赦のない連続攻撃によって、どんどん背中の皮を剥いでいく。
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