宴会が終わる頃、村長が7人の女を連れてやってきた。
10代後半から20代前半くらいの者が多い。
だが、下はまだ10代前半の者から、上は30代後半の者もいるようだ。
「一夜だけの関係だぞ。それでもいいか?」
俺はルーシーの蘇生に向けていろいろと動く予定だ。
こんな山村にいつまでも構っているわけにはいかない。
「あぁ、ありがとうございます。ライル様!」
「ぜひ! よろしくお願いいたします!」
「どうか私たちをお使いください!」
「一生大切にしますので」
「ライル様に身も心も捧げます」
口々に礼を言う女たち。
一夜だけと言っているのに、”一生”だとか”捧げる”とか大げさなんだって。
俺は呆れ気味に息をつく。
「わかったわかった。じゃあさっさと始めようか。俺は明日も用事があるんだ。早めに終わらせるぞ」
俺はそう言って、7人の女たちと寝所へ向かう。
「では、私から……。あっ、名前をまだお伝えしておりませんでした。私の名前は――」
「いや、いい。いちいち覚えてられないしな」
「そ、そうですか……」
名乗らせてもいいのだが、こんな辺境の村娘まで覚えていられない。
サテラとサティの名前を覚えるだけで精一杯だ。
せめて、体付きは覚えてやるか。
俺は女たちの全身を隈無く確かめていくことにした。
「ほうほう……。なかなか良い体をしているな。特にここなんか……」
俺はそのうち1人を選んで、胸に手を伸ばした。
「あん……。ライル様ぁ~」
俺の手が柔らかい胸に触れると、彼女は甘えた声を出す。
「ほら、みんなも触らせてくれ」
「はい! ライル様」
俺が命じると、他の6人も集まってきた。
「うむうむ」
俺が全員を満足させている間、彼女たちはひたすらに甘い吐息を漏らし続ける。
そして、俺がひとしきり楽しみ終えた後、女たちは皆、嬉しそうに顔を見合わせて微笑んでいた。
「ふぅ……これで終わりだな」
女たちが裸のまま、幸せそうな顔で横になっているのを見て、俺は立ち上がった。
まだ俺の猛りは収まってはいない。
へばっている女たちを無理やり起こすのもいいのだが、それよりも良い解消方法がある。
ガラッ。
俺は扉を開く。
「よう。サテラ。覗きとは感心しないなぁ? んん?」
そこには、顔を真っ赤にしたサテラがいた。
どう見ても、一部始終を覗いていたとしか思えない。
「す、すみません……。サティを寝かし終えたので、ライルさんの様子を見に行こうと思ったんですけど、まさか、こんなことになっているなんて、思いもしなくて。あの、ごめんなさい」
しどろもどろに言い訳をするサテラ。
こんな風に慌てる姿は珍しい。
これはいいものを見た。
「ふふふ。まぁ細かいことはいい。それよりも、お前もこっちに来い。次はお前に相手してもらうとするか」
「えぇ!? わ、わかりました」
俺はサテラにそう告げると、彼女の肢体を味わい始めた。
こうして、夜は更けていったのだった。
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