俺はペットのキーネに、上下関係というものを教えてやった。
彼女より下の立場にある雌豚奴隷メスタに対しては、決して優しくしてはならないということを理解してもらえたようだ。
「よし、よく理解したようだな? そんなお前にプレゼントだ。このムチを使って、メスタに礼儀作法を教え込んでやれ!」
そう言って、手に持っていたムチを差し出す。
するとキーネは、ニヤリを笑みを浮かべてそれを受け取った。
そしてゆっくりと振りかぶるなり――一気にそれを振り下ろした!
見事なフォームで振りかぶったムチの先端が、一直線にメスタの背中めがけて伸びていく!
次の瞬間には、バシィィンという大きな音と共にムチが打ち付けられた!
「ぎぃぃぃいいいっ!!!!」
再び絶叫を上げるメスタ。
どうやら相当痛かったらしく、体をビクビクと震わせていた。
一方キーネの方はと言うと、まるで一仕事を終えたかのような爽やかな表情を浮かべているじゃないか!
さすがは俺のペットだけあっていい性格してるぜ……!!
「メスタさん――いえ、メスタ。自分の立場をしっかりと理解してもらうためにも、お前の言動を厳しく指導するわ」
キーネの言葉に顔を青くするメスタ。
しかし、彼女はすぐに気を取り直したように叫ぶ。
「ふ、ふざけんじゃねぇよっ!! なんであたいがそんなこと――」
「うるさい雌豚っ!!」
反論しようとするメスタに、すかさずムチを打ち込むキーネ。
先ほど俺に打たれたばかりの尻を叩かれて悲鳴をあげる。
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