「あひぃ……」
スピカは商館応接室のソファの上で、グッタリしている。
「どうだ。初めての感覚は?」
「は、はひぃ。すごく良かったですぅ……。あふっ……」
「そうか。なら、問題なさそうだな」
「はい……。幸せでした」
「それは何よりだ」
俺はスピカの頭を軽く撫でる。
この俺にかかれば、生娘だろうとこの通りだ。
S級スキル竜化を持つ俺は、普通の人族ではできないようなアグレッシブな動きができる。
また、優れた視覚、聴覚、触覚により、相手の反応から弱いところを探り当てることもできるのだ。
さらに、これまでの経験と勘もある。
それらを駆使して、スピカの敏感な箇所をひたすらに責め立ててやったのだ。
「お前は俺の女だ。一生飼ってやろう」
「あ、ありがとうございます。私みたいな、何の取り柄もない女に……そのように言って頂けるなんて」
「謙遜する必要などない。スピカには天性の商売の才能がある。きっと素晴らしい商人になれるだろう」
「そうでしょうか?」
「ああ、間違いない。俺が保証しよう」
「うううっ。お父様以外の方に認められたのは初めてです。嬉しいです」
スピカが目に涙を浮かべている。
天性の商売の才能など、適当に言っただけなのだが……。
そこまで喜んでもらえるとはな。
まぁ、才能云々は置いておくとしても、”竜の加護”を得た彼女が優秀な人材になっていくことに変わりはない。
これからは俺のために動いてもらうこともあるだろう。
「よし。そろそろ再開するとするか」
「ふぇ?」
「次は尻の穴の確認をするぞ」
「ひっ!?」
「安心しろ。優しくしてやる」
「えっと……。あのぅ……。そこだけは許していただけると――」
「却下だ」
俺はスピカに襲いかかった。
「あぁんっ。だめですっ! そこは汚いですよ~」
「大丈夫だ。すぐに良くなる。俺の女になった時点で、けつあなは確定事項だから諦めて受け入れてくれ」
「そんなっ!」
「心配するな。手や口も使って、両方を同時に責めてやるからな」
「ひぃっ。やめてくだ――ふぁいぃぃぃっ!」
こうして、俺はスピカの”開発”を進めていく。
そして、しばらくして――
「…………」
「おい、スピカ?」
「…………」
返事がない。
ただの屍のようだ。
……ではなく。
「おい、返事くらいしろ。俺はそろそろ帰るぞ」
「…………あひぃ……」
意識がかなり怪しいな。
ちょっと責めすぎたかもしれない。
だが、スピカがしっかり意識を取り戻すまで付き合うほど俺も暇ではない。
俺は廊下に出て、商館に務めているメイドを探すのだった。
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