「ひっ! い、いえ……あの……」
「どうした? 俺はどっちでもいいぞ?」
ま、本音を言えば、キーネには俺のペットでいてほしいがな。
それなりに見目麗しい容姿をしているし、従順な性格をしている分扱いやすい。
それに何より――面白い反応を見せてくれるのが最高だ。
今まさに、その面白い反応を見せてくれているし。
「わ、わかりました……! オムツを履かせます……!」
泣きそうになりながら返事をするキーネ。
やはりそうなるだろうな。
人の代わりに雌豚奴隷に堕ちるなど、誰だって嫌に決まっているのだから。
「メスタさん……。その……ごめんなさい……」
そう呟きながら、涙声で謝罪の言葉を口にするキーネ。
対して言われた方はと言えば、そんな態度を見せる彼女に怒り心頭であった。
「ふ、ふざけるなぁあっ!! なんであたいが糞をしなければならないんだよぉっ!? あたいとお前は仲間じゃなかったのかよ!!??」
そう叫びながらキーネに詰め寄るメスタ。
当然の心理ではある。
かつて同格の仲間であった二人だが、今や立場は大きく異なっているからだ。
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