俺は女の1人をペットにすることを決めた。
こいつは、人間杭として地面に埋まっている男とお互いに意識している関係だったらしい。
実験にちょうどいい感じだな。
「口では嫌だとか言っていても、体は正直だな。ほれ」
「ひゃうん……」
激しく指を動かして中をかき乱していく。
女は、艶っぽい声で喘ぎ始めた。
ずいぶんと淫乱な女だ。
……と言いたいところだが、実際のところそういうわけでもない。
S級スキル竜化を持つ俺の遺伝子を、本能レベルで受け入れたがっているのだ。
俺が本格的に迫れば、この女に限らず誰でも体を開くことだろう。
「ぐっ……こんなこと……許されると思っ……うぐっ……」
奴隷契約にレジストしている男の方は、歯を食い縛って必死に耐えていた。
俺は女をもてあそびつつ、その男の前まで移動する。
「がんばるじゃないか。さすがはリーダー殿だ。思わず尊敬してしまうよ」
「うるせえっ」
俺が心にもない言葉をかけると、男は悪態をついた。
先ほど地面に突き刺した際には、心が折れかけているかと思ったが……。
なかなか強い精神力を持っているじゃないか。
まぁ、俺という絶対強者にまだ歯向かうという意味では、学ばない男だという評価もできるが。
「よし。尊敬すべきお前という男に、褒美を与えよう」
「褒美だと?」
「こういうことさ」
俺はもてあそんでいた女を放す。
もちろん、無事に解放してやろうだとかそういう話ではない。
「ひゃあっ!?」
女が悲鳴を上げる。
地面に突き刺さったままの男の目の前で、女の服を剥ぎ取ってやったのだ。
「や、やめて! 見ちゃダメ!」
慌てて隠そうとするがもう遅い。
男からはバッチリと見られてしまったようだ。
「て、てめぇ、何のマネだ!?」
男は視線を意識的に俺へ向け、そう問いかける。
顔が真っ赤になっていた。
この様子だと、この女の裸を見たことはなかったか、最低でも見慣れてはいなかったのだろう。
初心なことだ。
「これが褒美だよ。よく奴隷契約にレジストしてくれたな。これで満足して、もうゆっくり休むといい」
「ぐっ! ふ、ふざけるなぁっ!!」
男が吠える。
まぁ、こんなことで奴隷契約が結ばれることはないよな。
予想通りではあるが、1つの実験結果として覚えておく。
さぁ、次の段階に行こう。
「よし、女。今度こそ、ちゃんと四つん這いになれ。この男から、ちゃんと見えるように尻を向けろ」
「い、いやです! そんなの!」
「そうか。なら仕方がないな……。立場というものをわからせてやる」
「……!」
女が怯えたような表情をする。
男も悔しそうな顔をしているが、物理的に地面に埋まっているため手も足も出ない。
このまま実験を進めていくことにしよう。
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