「立場をわきまえなさい。お前が私の先輩だったのは、昔のこと。今は雌豚奴隷なんだから……」
そう言いながら、なおもムチを振るい始めるキーネ。
その度に、悲痛な叫び声をあげるメスタ。
……おぉっといけないな……。
このままでは死んでしまうかもしれないぞ?
まぁそれでもいいか?
……いやよくないな。
さすがに殺すのはまずい……。
俺がせっかく村に贈呈した雌豚奴隷なのだから。
「キーネ、苦痛を与えるだけが調教ではないぞ? そろそろ次に行ってみろ」
俺の指示を受けたキーネは素直にうなずくと、ムチを振るう手を止めた。
そして、メスタに尋ねる。
「メスタ、今あなたが身につけないといけないのは、最低限のマナーよ。具体的には言葉遣いね。上位者である私に対しては、敬語を使いなさい」
そう言うと、またも笑みを浮かべる。
そんな笑みを見た途端――メスタは震え始めた。
恐怖を感じたのか――と思ったがそうではないらしい。
彼女の顔を見るとわかるが、明らかに激怒していたからだ。
おそらく自分に対する侮辱として受け取ったのだろう。
だが、その怒りはすぐにしぼんでしまうこととなる。
なぜなら――
「あら? 何か文句でもあるの?」
バシィイン!
キーネがムチを床に向けて打つ。
俺の指示を受けてか、過剰に痛めつけるのは控え始めたようだ。
しかし、メスタにとってはその音だけでも十分に刺激的だったのだろう。
体を震わせながら必死に口をつぐんでいた。
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