「なら早くしてくれ。俺は気が短いんだ」
「し、しかしですね……。その……まずはアタイの首と体を繋げてもらえませんか……? このままでは何もできませんので……」
おっと。
そう言えばそうだった。
彼女の頭部と体は、まだ切り離された状態のままだった。
俺の生命維持魔法『仮初の命』によってかろうじて生きているだけだ。
確かに、この状態では彼女は何もできない。
……いや、待てよ?
「何もできないと言ったか?」
「え? は、はい……。首だけでできることと言えば、こうして話すことぐらいで……」
「違うな。他にもできることがある。さぁ、その状態で俺の”猛り”を鎮めてみろ」
「なっ!? ま、まさか……」
愕然とするシャオ。
だが、俺は冷たく言い放つ。
「できないなら、死ね。俺がこの魔法を切れば、お前はすぐにでも死ぬんだぞ。さぁ、頑張ってみせろ」
「うぅ……! わ、分かりました……」
シャオがようやく折れた。
彼女の奉仕が始まる。
どうやらほとんど経験がないようで、たどたどしいものだった。
しかし、状況が状況だ。
頭部だけになった女に奉仕させる……。
こんな興奮するシチュエーションは初めてだ。
俺は我慢できず、ほどなくして無事に欲望をぶちまけたのであった。
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