「もう高校生なんだから、おしゃれもしないとね。」
うわ、言われると思った。と思いながら小さくランは頷く。私の祖母はものをはっきり言う方で、まあまあ、図星めいたことも言われる。その後祖母の一人話が続き、ランは面倒くさくなったため、今だ!と思いたがらトイレへ向かった。
カラン カラン。
扉の鈴の音がなる。懐かしい音を聞きながら
トイレへ入る。
「え…?」
ランは体を止めた。
なぜ?そう、なんとそこには、トイレではなく枕、布団、机などが置かれ、トイレが消えていたのだ。ランは困惑する。
「おばあちゃん!なにこれ…。トイレは…!?」
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