月路美子はメガネをかけている。
ある日、クラスのリア充筆頭が、月路美子のメガネを外した。
そこにはクラスの誰も知らない、もちろん俺も知らない、絶世の美少女フェイス(ついでに爆乳)が隠れていた。
その日から、クラスの男子の月路美子を見る目が変わった。
閑話休題、ぼっちの俺に学校の話などどうだって良い。
メガネっ子ものを謳う作品の冒頭5分でメガネを外すやつ、ありゃダメだ。
メガネっ子ものを買う男は美少女のあられもない姿を観たいのではない、メガネをかけた女性のあられもない姿を観たいのだ。
かくいう俺も、その罠に何度も引っかかってきた。
すなわち、月路美子の素顔がいくら美少女であろうと、メガネを外してはならない。
だから俺は、告白した。
「毎朝、月路さんにメガネをかけさせてください!」