キィーキィー ━。
椅子がくるくる回っている。人影が見える
5人 「只今、帰りました」
BOSS「そうか……」
No.5 「あら…?No.1はどうしたのかしら」
薄紫色の長い髪の毛が特徴的な女性がそう、呟いた。
No.3 「さぁな〜?きっとそこら辺にいる」
今度はNo.5と逆に薄ピンクで短い髪が特徴的な女性だ。赤いリボンで髪を1つに結っている。
No.3 「そんな事より報告していいか?」
No.4 「No.3、口を慎め」
No.3 「あぁ…。すまん。BOSS、報告してよろしいでしょうか?」
「No.3」と呼ばれた女性が少ししゅんとして「BOSS」と呼ばれた人物に声をかける。
BOSS 「嗚呼……早くしろ」
No.3 「私は依頼に答えて2人殺りました」
BOSS 「そうか…報酬は」
興味が無さそうに時計を弄くり回す。
No.3 「10万です」
BOSS 「そうか……次」
BOSSが指を左から右に向ける。
No.2 「俺行こうかな」
今度は短い金髪の男が口を開いた。
BOSS 「俺はこの後予定がある 早くしろ」
No.2 「OK手短に話しますよ、俺も依頼で37人殺りましたよ」
BOSS 「ほぉ?何処からの依頼だ」
興味でも持ったのか、BOSSがNo.2に視線を向ける。
No.2 「普通の一般人からの依頼ですよ 駅の近くの屋敷を潰せと」
No.2が薄暗い笑みを浮かべながら述べる。
BOSS 「面白い 何十万だ」
No.2 「それが……3000円だけなんですよね……。金を払わないで逃げたからな。そいつも殺して金を奪ってきましたよ たったの3000ですけどな」
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