久遠は今日も病院のベットで目を覚ます。
重い病のせいで外にも出られず、人並みの青春も送ることができない彼にとっての唯一の楽しみは本を読むこと。
仲のいい看護婦に薦められた異世界転生物のライトノベルを読んだ彼の人生は静かに変わり始める。