「この世界に、残り続けるような物語を、書こう」高校二年生の秋、季節外れの転校生・竹内渚のそんな言葉から、陽翔と渚の青春と、小説制作がはじまった。
オムライスを食べては小説を書く生活を繰り返していたが、ある日、渚の抱える秘密を知った。その日を境に二人の関係は少しずつ変化していく……。
なぜ渚は世界に自分がいたという確かな証を残そうとしたのか――?
不器用な二人が織りなす青春の結末とは――。
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