朝、例によって、LIZEで皆さんにご挨拶なう。
で、しばし雑談していたわけですけれど……。
「今日のごはん、何にしましょうねー?」
毎日の食事は、お母さんの悩みのタネ。
アメリは、だいたい何でも美味しいと食べてくれるけど、やはり、バラエティに富んだ料理を、食べさせてあげたいというもの。
「燻製なんていかがです?」
そう仰るのは、優輝さん。
「私、それ用の器具とか持ってませんで……」
「ああ、フライパンとお茶っ葉で作れますよ」
ええー!? なんですとー!?
「そうなんですか?」
「はい。もっとも、ほぼ乾煎りなので、鉄フライパンか、もうダメになったフライパン使ったほうがいいですけど」
そう言って、詳しいやり方を教えてくれる彼女。
「で、ですね。燻製は水分が大敵なので、材料を冷蔵庫で十分乾かしてください」
「参考になりますー」
面白いことを知ったな。よし、今日は燻製を作ってみよう!
◆ ◆ ◆
いつものスーパー。明日の朝ごはんと、今日のお昼ごはん。そして、夜に作る燻製の材料を買っていきましょう。
まず、ベーコンブロック。次に、煮うずら卵。プロセスチーズ、ナッツ類も。
皆さんに配りたいから、たくさん買っていこうかな? とくに、かくてるの皆さんには、ここ最近のお礼返しがしたいところだったし。
ヨシ!
「アメリシェフ。明日の朝は、何を作りますか?」
「おお? んー……ハムエッグ作るー」
「りょーかーい」
じゃあ、お昼はキャベツを使う料理……。野菜炒めでも作りましょうかね。
あとは、みんなの飲み物とお菓子を買って……。
よーし、お会計~!
◆ ◆ ◆
「「ただいまー!」」
アメリちゃんと一緒に、合唱。
じゃ、手洗いとうがいして、燻製の仕込みをしていきましょう。
ベーコン、うずら卵、チーズは冷蔵庫で乾燥させてっと。あとは、晩ごはんの時間まで放置でOK!
じゃ、お昼まで仕事してますかー。
◆ ◆ ◆
「では、失礼します」
「またねー!」
「はい。また明日。お疲れ様でした」
「ばいばーい!」
押江先生と、ミケちゃんをお見送り。クロちゃんは、いつものように一足先に帰宅しています。
さーて、炊飯の準備しーましょ。
お米入れてー、お水入れてー、炊飯ポチー!
「じゃ、寝室に戻ろうか、アメリちゃん」
「はーい」
◆ ◆ ◆
お仕事すいすい。アメリちゃんは、おなじみ「スポンジ・トム」を視聴中。アメリ、ガリ勉ってわけでもないのよねー。ほんと天才なんだなー。
お。スマホのアラームが。ごはんが炊けましたか。
「アメリちゃん、ご飯が炊けましたよー。作りにいきましょ」
「らじゃー!」
BDとテレビの電源を落とす愛娘。私も、作業を保存して、PCをスリープモードに。
そいじゃ、行きまっしょい!
◆ ◆ ◆
今日も今日とて、脳内に流れる、三分でクッキングするBGM。
じゃ、はじめましょー。
「アメリシェフ。ごはん切っといてもらえますか?」
「はーい」
で、私は燻製の準備をするですよ。
まずは、捨てようと思って忘れていた、テフロンがすっかりダメになってしまったフライパン。まさか、こんなところで役に立つとは。
これにアルミホイルを敷きまして、その上にお茶っ葉を載せてー。で、網。これは、魚焼きグリルので代用。
で、ベーコンブロックを食べやすい大きさに切って、ほかにはうずら卵、チーズ、ナッツをオン!
チーズはアルミホイルの上に。ナッツはアルミホイルの器の上に載せるのがポインツ。
あとは、それらをアルミホイルで覆って、弱火で七分。……おおう、香ばしい匂いが。
横では、アメリちゃんが、キャベツのお味噌汁を作っています。
二人で雑談しながら作っていると、まずお味噌汁が完成!
「できたー!」
「お疲れ様~。こっちは、あとちょっとかな」
タイマーを見る。
そして、お時間!
火を止めて、五分放置するんですって。再びタイマーセーット!
もう火は使っていないので、テーブルでアメリと一緒に猫動画を視聴。アメショってほんと可愛いなあ……。ま、アメリが一番だけどね!
そして、再度タイマーが鳴りました。
どれどれ……?
Oh! まさに燻製! 茶色く色づいてますねえ。燻製って、こんなお手軽に作れるんだー。
お味噌汁を再加熱し、各種、器に盛っていきます。
アメリシェフは、ごはんをよそい中。
配膳完了~!
「「いえーい!」」
いつものハイタッチ!
「「いただきます!」」
着席し、合唱&合掌。
まずは、メインのベーコンを……。
おおう、香ばしい~! 実に燻製! これは、ごはんが進むなあ。
「美味しい!」
「ありがとう」
微笑みを返す。
アメリちゃん、お目々キラキラ。良き哉良き哉。
うずら卵も、また風味が増している。
お味噌汁も上出来ですねえ!
「お味噌汁、美味しいよー」
「おおー。ありがとー!」
アメリもお陽様笑顔。ふふ、幸せだなあ。
ごはんも食べ終わり、チーズとナッツをいただく。
ん! これまた、実に香ばしい! いやー、美味しいなあ、燻製!
「おねーちゃん、これ美味しいねー!」
「うん。まだ材料はあるから、明日も作ろうね」
明日は、皆さんに配るぶんも作らないと。
「「ごちそうさまでした!」」
ふう、美味しかったー。
さーて、歯磨きしたら、お仕事再開だよ~!
原稿もラストスパート! 私の目算では、月末少し前に仕上がるはず。
原稿を上げたら、来月は単行本化作業が待っている。
大変だけど、ボーナスゲットのチャンス!
頑張りまっしょい!
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