これは、非力な陰キャが1300年後のゲーム世界に転生する所から始まる。
そして、光属性の能力に目覚めて防御魔法で敵を撃退し世界の救世主となっていくお話である。
虹が丘光は、何やっても駄目駄目な内気で引きこもりなゲームオタクの女子大生だ。
家庭環境は複雑なもので親の愛を知らず、更に幼なじみの親友の裏切りにより失恋をし、それにより女子達から嫌われる羽目になる。
唯一、心を許す祖母が亡くなり放心状態でとぼとぼ住宅街を歩く。
そして、怪しげな人影に殺され、光は命を落とす。
光の魂は、長い年月の間、眠り続けていた。
目が覚め転生した世界は、なんと、1300年後のゲーム世界だった。
その世界は奇妙であり、神話や伝記、御伽噺のキャラクター達が生活していたのだ。
その初めて出逢った人は、何と、赤ずきん…
だが、その赤ずきんはイメージしていたのとは全く対称的であり、ヒカリは戸惑う。
しかも、顔は前世で憧れだったお姉さんとそっくりであった。
大雑把で豪胆な彼女に苦手意識を持っていたヒカリだが、次第に打ち解け、彼女とバディーを組む事になる。
攻撃に特化した赤ずきんと防御に特化したヒカリで、世界の窮地を救えるのかー!?
注※百合描写があります。