- 全話コメント4
- 序章に代わる二つの光景 ―遠き夏の日―0
- 序章に代わる二つの光景 ―降霊の夜―0
- 一話 霧夏邸への誘い1
- 二話 集う七つの駒1
- 三話 部屋割り0
- 四話 いくつかの秘め事①0
- 五話 いくつかの秘め事②0
- 六話 不穏な暗示0
- 七話 いくつかの秘め事③0
- 八話 いろは歌、罪と罰0
- 九話 そして世界は鎖される0
- 十話 清めの水0
- 十一話 悪霊0
- 十二話 咎無くて死す0
- 十三話 探索と発見0
- Ｅｘ．霧夏邸図面0
- 十四話 地下牢0
- 十五話 少年の霊、叡智の結晶0
- 十六話 ここではない彼方へ0
- 十七話 湯越留美0
- 十八話 霧夏邸の真実0
- 十九話 合流、そして別離0
- 二十話 生きて帰るために0
- 二十一話 過去の傷0
- 二十二話 山口貴樹①0
- 二十三話 山口貴樹②0
- 二十四話 殺人の真相0
- 二十五話 セピア色の記憶0
- 二十六話 失踪0
- 二十七話 差し伸べられた手は1
- 二十八話 恋人たちの秘密0
- 二十九話 数奇な巡り合わせ0
- 三十話 解けていく謎0
- 三十一話 術者たち0
- 三十二話 全ての幸せと、全ての不幸の始まり0
- 三十三話 真相①0
- 三十四話 真相②0
- 三十五話 真相③0
- 三十六話 霧夏邸幻想0
- 終章に代わる二つの光景 —冬の独白—0
- 終章に代わる二つの光景 ―新しい春が訪れ―1
- 序章 静かなる祈り0
- 一話 モノクロの目覚め（記憶世界）0
- 二話 魂の欠片（記憶世界）0
- 三話 三柱の神、三人の姉妹（記憶世界）0
- 四話 救済の太陽（遠野真澄）0
- 五話 黒き怪物（遠野真澄）0
- 六話 懐かしき部屋で（遠野真澄）0
- 七話 心の中に潜むもの（記憶世界）0
- 八話 曙の少女（記憶世界）0
- 九話 繰り返す悔恨（円藤深央）0
- 十話 重たい体を動かして（円藤深央）0
- 十一話 女神の比喩（遠野真澄）0
- 十二話 抜け落ちた最後（記憶世界）0
- 十三話 混濁（記憶世界）0
- 十四話 真実を映す（記憶世界）0
- 十五話 訃報（現実世界）0
- 十六話 急襲（現実世界）0
- 十七話 夢幻の晦冥（記憶世界）0
- 十八話 降霊術の誘い（現実世界）0
- 十九話 『ドール』（現実世界）0
- 二十話 世界の修復と崩壊（記憶世界）0
- 二十一話 眠り姫（記憶世界）0
- 二十二話 向かうべき場所（現実世界）0
- 二十三話 決戦の三神院(現実世界)0
- 二十四話 徘徊する怪物（現実世界）0
- 二十五話 暗がりの探索（現実世界）0
- 二十六話 降霊術を求める者（現実世界）0
- 二十七話 不連続線（現実世界）0
- 二十八話 愛しき妹へ（記憶世界）0
- 二十九話 三神院幻想0
- 終章 少女の夜明け0
- 三神院にて0
- 序章① 学園0
- 序章② 夕暮0
- 序章③ 仮面0
- 一話 覚醒0
- 二話 怪物0
- 三話 邂逅0
- 四話 整理0
- 五話 合鍵0
- 六話 反芻0
- 七話 音色0
- 八話 紐解0
- 九話 覚悟0
- 十話 空洞0
- 十一話 地下0
- 十二話 三度0
- 十三話 真実0
- 十四話 既往0
- 十五話 魂替0
- 十六話 存在0
- 十七話 別館0
- 十八話 交錯0
- 十九話 再会0
- 二十話 犯人0
- 二十一話 正体0
- 二十二話 推理0
- 二十三話 取込0
- 二十四話 黒靄0
- 二十五話 断片0
- 二十六話 消滅0
- 二十七話 流刻園幻想0
- 終章 決意0
- 流谷めいの記憶0
- 流谷めいの遺言0
- 序章 「君を呼び戻す、その時が」0
- 一話 「君が、犬飼真美さんだよね？」0
- 二話 「マミちゃんの、今の気持ちを」0
- 三話 「腕の良い研究者がいてね」0
- 四話 「僕の名前は風見照」0
- 五話 「それが君の、偽らざる気持ちか」0
- 六話 「私――マモルくんのことが」0
- 七話 「それって本当に、信じてるのか……？」0
- 八話 「化けの皮を剥いでやる」0
- 九話 「信じてほしい」0
- 十話 「解き放たれよ」0
- 十一話 「ごめんね」0
- 十二話 「思ったとおりだったわけだ」0
- 十三話 「この町は終わるね」0
- 十四話 「事件に繋がっている気がする」0
- 十五話 「そう――六月九日というわけさ」0
- 十六話 「逆転させるときだろう」0
- 十七話 「君の真っ直ぐな心を」0
- 十八話 「知っているんだ」0
- 十九話 「お前はどうしたいのさ」0
- 二十話 「見つけてあげなくちゃね」0
- 二十一話 「メイさんの遺したもの」0
- 二十二話 「お姉ちゃん」0
- 二十三話 「久しぶり」0
- 二十五話 「お任せしちゃったもの」0
- 二十六話 「変われる気がしたんだ」0
- 二十七話 「ほっとけなくなるじゃねえか」0
- 二十八話 「俺たちが辿り着いた仮説」0
- 二十九話 「……どう動くか」0
- 三十話 「悲劇の主人公だったってわけだ」0
- 三十一話 「どうか教えてくれませんか？」0
- 三十二話 「深層意識……みたいな」0
- 三十三話 「でも、それは……」0
- 三十四話 「これが、ドールなんだね」0
- 三十五話 「そんな馬鹿なことが」0
- 三十六話 「皆が、幸せになれるように」0
- 三十七話 「謝らせてくれないか」0
- 三十八話 「誰が、殺させるかよ」0
- 三十九話 「それじゃ帰ろうか」0
- 四十話 「優しかったんだな」0
- 四十一話 「また会う日まで」0
- 終章 伍横町幻想0
公開日時：2020年9月22日(火) 20:02更新日時：2020年12月21日(月) 20:02
話数：148文字数：301,997
作品評価
N/A
わたしの評価
あらすじ
降霊術。それは死者を呼び出す禁忌の術式。
歴史を遡れば幾つも逸話はあれど、現実に死者を呼ぶことが出来ていたかは定かでない。
だがあるとき、長い実験の果てに、一人の男がその術式を生み出した。
降霊術は決して公に出ることはなかったものの、書物として世に残り続けた。
伍横町（ごおうちょう）。そこは古くから気の流れが集まる場所と言われている小さな町。
そして、全ての始まりの町。
男が生み出した降霊術は、この町で幾つもの悲劇をもたらしていく。
運命を狂わされた者たちは、生と死の狭間で幾つもの涙を零す。
これは、四つの悲劇。
【魂】を巡る長い物語の始まりを飾る、四つの幻想曲――。
【霧夏邸幻想 ―Primal prayer－】
「――霧夏邸って知ってる？」
事故により最愛の娘を喪い、 降霊術に狂った男が住んでいた邸宅。
霊に会ってみたいと、邸内に忍び込んだ少年少女たちを待ち受けるものとは。
【三神院幻想 ―Dawn comes to the girl―】
「どうか、目を覚ましてはくれないだろうか」
眠りについたままの少女のために、 少年はただ祈り続ける。
その呼び声に呼応するかのように、 少女は記憶の世界に覚醒する。
【流刻園幻想 ―Omnia fert aetas―】
……三神院幻想より続く
【伍横町幻想 ―Until the day we meet again―】
……流刻園幻想より続く