和歌の毎日は憂鬱で仕方ない
和「はぁ、起きたくないな」
和歌はそんなことを呟きながら朝の準備をし始めた
学校に行く前、和歌は仏壇に手を合わせた。
和「お父さん行ってくるね」
そして和歌は地獄が始まる学校へ向かった。
和歌は学校に行くと必ずすることがある。
それは靴箱のチェック、靴箱には何が仕掛けられるか分からないからだ。
和「またこれか、、、」
和歌は靴箱の中に花と画鋲を見つけた
花はクロユリ、花言葉で選んだんだろう
和(暇人か)
A「あらあら、可哀想な雪田さんが到着したわよ笑」
B「一気に部屋が汚くなるわね」
クラス『あははははは』
和(何が面白いのやら)
和歌は正直このいじめらしきものに飽き飽きしていた
C「ちょっとぉせっかくあなたを笑ってあげてるんだから少しは喜べばァ?」
和「・・・」
D「ちっ、その態度がウザイんだよ」
いじめっ子の一人が和歌を殴った
和「うぁ゛」
A「良いざまね笑」
先「HR始めるぞ、席に座れ」
先生も見て見ぬふり。
和歌は自分の席につき、机の中を探った。
何度か中に色々仕込まれたからだ。
カサっ
中になにか入っている
和(何だこの紙)
「放課後、国立公園の倉庫で待ってる」
あのいじめっ子達からだ。
和(はぁ)
和歌は学校が終わってからすぐに国立公園に向かった。
それを見ていた影にも気づかず
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