現在主に、どの年代の方にも優しくしていただいていて、ありがたいです。人は年齢じゃないと思っていますが、貧乏な我々が思う「世の中お金じゃない」と、お金持ちの言う「世の中お金じゃない」がおそらく違うように、感覚的な見落としがたくさんあったんじゃないかなぁと、勉強になりました。
古い考えや感覚が壁となって立ちはだかる……そういう場面が多かった……
というかそもそも私は社会不適合者というか、自分の興味のあるようにしか振る舞えなくて同年代でも浮いていたし、年齢云々じゃなく、この世との戦いな気がしますが。
数々のことをくぐり抜けてきたオトナな方が親切にしてくださるとき、それってめっちゃありがたいことだったんだな、当たり前じゃなかったんだなと思いました。
子どもって最初、誰かに何かしてもらっても、そのありがたみと感謝の気持ちを分かっていない節がありますよね(一般的に)。
私なんか、もう子どもじゃないのにそのまま。社会に馴染めず、右も左も分からないから、敵意と心配、悪意と愛のムチの見分けもまったくつきません。
「あなたには親近感ってものがない」みたいなこと、言われた覚えがあります。人とまともに人間関係を構築したことがまだないような。けどほんと、今の自分、だいぶ上手く化けられるようになったと思っているんですけど。
人から本当はなんて思われているか怖すぎて、常に対人恐怖症だし、実は内心イライラされているとか、そんな可能性は想像したくもないですが、人がぐっと堪えて優しくしてくださったとき、歩み寄ろうと手を差し伸べてくださったとき、精一杯理解を示してくださったとき、共感してくださったとき……ああ、あれは本当にありがたいことだったんだな、と、今更少し思います。
少しかよ。
……残念ながら記憶力が残念で、人とのやり取りの意味をあまり理解できておらず、記憶が弱い部分があると思います。履き違えている可能性も多々。
私の言うことはどうも人から怒られる、だからビクビクオドオドして生きてきた……今はそれなりに人間っぽく会話成立するようになったと思いますが。私の言動で10人中9人が怒る中、1人が「この子の言うことに『も』一理ある」とかばってくれることがある、なぜだか気にかけてくれたりする、そんな印象でした。解釈間違っていそうだけど。
『も』って何だ、『も』って? と私は少々イラついて生きてきましたが、これ本当は、土下座してフォローに感謝すべき場面の数々だったんじゃないでしょうか。うーん、本当に恩知らずだな、我ながら。
恩を仇で返すことも多々。その一瞬の感覚でしか振る舞わないから。……って、今言っていることもいつも通り、だいぶ矛盾してるんだろうな。分析が大抵間違っている。ま、分からないなりに考えることは大事です。
これからはもっと……何年か後にありがとうと思うだけ、じゃなく……今現在関わってくださっている方の心遣いにちょっぴり敏感に、すかさず感謝のオーラを出したいなぁ……。感謝以外にまだ何もできないけど、まず感謝から。なんか友達もいないのに、随分まわりの人に庇っていただいて生きてきたもんなぁ。「虫あっちにいるよ」って教えてくださったり。人間の心、人間関係にどっぷり踏み込むことはできないけれど、温情に感謝です。
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