学生の頃、文法のテストは散々でした。そのせいか未だに文章の組み立て方が分かりません。名詞、動詞、主語述語……。何も分からないのです。
しかしそんな私にも、自分の文章力のなさは分かります。書き上げた作品を何度も上から読み返すと、「ここなんかおかしいな、引っかかるな」と感じるのです。
大抵「でも・だけど・だが・~が・しかし」などの否定形を短い文中で何度も繰り返していたり、似たような文章や言い回しが二つ並んでいたり、使う言葉がワンパターンだったり、説明不足だったり、設定がブレていたり。ということで読んでいくと違和感を抱くので、書き終わってからの読み返しと修正作業が面倒です。
文法等分かる人にとっては、文章作りはパズルみたいなものなのでしょうか?
明確な判断基準を持ち合わせていない私は、「ここなんかおかしいぞ」と行ったり来たりしながら違和感の元を探るしかないのです。
ああ、文章力が欲しい……。才能が欲しい……。
筆が早く、的確で面白い文章を書く天才的なユーザー様方を見てはそう思います。
私は文章修正に時間がかかるし、発想もボギャブラリーも知識も貧困だし……。
……これもまぁ伸びしろですね。
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本当に文章力が欲しいなら小説講座とか文章や日本語を習うようなものに参加すればいいのに、それも面倒だとか、勉強しても急に頭が良くなったりはしなさそうだとか、結果が出ないかもしれないと思ってしまううちはやる気がないんでしょうね……。
読み終わったら、ポイントを付けましょう!