私のアカウントは、過去にほんのちょっとバズったことがある程度で、たかが知れているので、人気アカウントの方の悩み苦しみは分かりません。パクり問題についても、底辺作家の私から見れば「そんなに厳しくしなくても良いだろうに……」と思ったりしますが、分からないことだらけ。
過去にちょっとだけ私のアカウントがバズッたとき、私の絵柄に似た投稿をされていた方を見かけましたが、当時私は収益化していたわけでもないので、真似されても特に被害はなく、あまり何とも思いませんでした。
これが、自分が10年かけて練り上げたアイデアを誰かが盗んで、まるで自分のもののようにお金を得ていた……とかだったら、思いは全然違うのかも知れません。
あと自分のデザインを奪われて大量生産されて、今まで自分の方に入っていた収益がアイデア泥棒の方に流れるようになるとか……? しかもアイデア泥棒を取り締まるルールがなかったり、鼬ごっこのように続々アイデア泥棒が現れたりしたら、本当に困るかも知れません。
ただ洗濯機とか掃除機とかって、誰かが発明したものでしょうが、色んな会社で売っていますね。アートじゃないですが。食べ物とかでも、売れている他社のを真似るようなものがいっぱいあったりします。アートとそれ以外では違うのかもしれませんが、「丸パクり」と「そうでない」ものの違いが難しいですね。
カピバラやアルパカやハシビロコウが人気だと聞いて、オリジナルのカピバラやアルパカやハシビロコウのグッズを作るのは、パクりって感じはしないけど、生卵のキャラクター(ぐでたま)が人気だからって、生卵のキャラクターを描くのは、よほどぐでたまと雰囲気の違う個性を出さないと、難しいかも……。
以前ピコ太郎さんの「PPAP」などの有名な言葉を、誰かが勝手にたくさん商標出願しているというニュースがありましたね。あと、よくは知りませんが、今まで共有財産のように誰でも使えていたものを、誰かが商標登録してしまった「ゆっくり茶番劇商標登録問題」というのがあったとか。
私のような底辺作家には計り知れないことがいっぱいです。
もし人気だったら。作風を奪おうとか、無断で転載して稼ごうとか、そういう人等に自分の権利が奪われて危うくなるような、色んなことが起こるのでしょうか。もし私が人気になったら、プロフィールに「無断転載禁止」と書いてあったり、絵にサインを入れてあったりする人の気持ちが分かるのでしょうか。
自分が経験したことしか分からない……世界が狭いですね。こんなあやふやな認識だと、越えてはいけないラインにうっかり触れることもあるかも。気をつけたいです。
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