女性向けの男性キャラ、男性向けの女性キャラってなんとなくありますね。女性の思う男性像と、男性の思う女性像は何か違うのでは。
って言うと差別・偏見的ですが、実際なんとな~く違う気がします。女性と男性に限ったことではなく、色々なものの間に、感覚の違いがあるのでしょうね。
私が虫や動物のキャラクターを描いても、虫や動物の本当の気持ちは描けないのでしょう。また、私から見ればカマキリもスズメバチも似たり寄ったりな虫ですが、同じ虫でも、カマキリとスズメバチの心理はまったく違うのでしょう。我々人間とチンパンジーの心理が多分同じではないように。
今ウクライナの話とかよく聞くけど、日本人だけで世界について語り合っても、他の国の人とは感覚のズレがあるのでは。
日本人だけの話し合いに、他の国の人の生の言葉は不在です。「それは違うんじゃない?」「ちょっと一言言わせて」という意見も入りません。当事者による答え合わせもありません。データだの世界情勢の知識だの映像だのあったとしても、言語が分かったとしても、それで完璧に他国の心理が理解できるものでしょうか。できないから日本人同士でだって喧嘩しますよね。
動物とか、亡くなった昔の人とか、歴史とか、未来予測とか、色んなものが本人の意志不在のところで語られます。「当時はこうだったであろう」とか、専門家や研究者のお言葉とか。
動物の言葉が分からなくても、みんなで動物の幸せについて語り合う。大事なことだとは思いますが、一方向からの意見だけのとき、何かズレている可能性があることは心に留めておきたいです。
別にそもそも、性別とか国とか年齢とか関係なく、感覚って人によって全然違いますよね。
私は身近な人の言動すら予測できません。あの人ならどういう考えで何を言いそうか、そんな「その人らしさ」を認識できません。言葉のニュアンスもしょっちゅう見誤ります。
「らしさ」や「性格」が理解できるほどの認識力や観察眼があったら、もっと人を見る目もあったでしょうし、誰が信頼できて誰がヤバいとか簡単に判断できるでしょうね。経験を積み、友達もいたはず。
私は対人恐怖症なのでフィルターだらけ。味方をメッタ打ちにして、敵を盲信しがちです。
今もこうやって、誰の意見も聞かず、人が不在のところで、自分の文章のみと向き合っています。そして自分一人で勝手に出した答えを、真実や現実であるかのように思い込むのです。
同じ結論を言えば言うほど、過信します。私は人の陰口がどうとかよく言っていますが、一番陰口言ってるの私ですね。
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