宮崎駿監督の新作「君たちはどう生きるか」、7月14日公開ですね! ワクワクしてきました。
しかし今まで、何か映画を見に行こうと楽しみにしていたらネタバレされたり、「ひどい」とか「賛否両論」という感想・評判が耳に入って気が削がれたことが多いです。
気が削がれてもネタバレされても、観たいところではありますが。映画公開されたらネタバレ情報が飛び交うだろうし、公開されたらなるべくすぐに行きたいかも……。
いつもは「混雑が嫌」なので、公開されてしばらく経ってから行っていたのですが。「人間がなぜ公開日や発売日に並ぶか分かった」って感じです。初めてのものに触れる特別感、その感覚を大事にしたいのですね。「自分が歩く先に、既にたくさん足跡があるのは嫌だ」みたいな。
こないだ平日に4DXの映画を観に行ったら、その回の映画を見ていたのはたったの4人でした。ほぼ貸し切り。
「混雑」とか「並ぶ」とかが嫌いな私は、平日休みを心から愛しています。平日で良かった。
こんな調子ならば、ジブリ映画の公開日に行っても、10人くらいしか来ていないかもしれません。
いやでも……天下のジブリ……天下の宮崎駿監督だしなぁ……。油断できません。
選択ですね。混雑覚悟でネタバレ対策するか、ネタバレされても良いからゆっくり行くか。
どうでしょうね……。この間の4DXも、平日は4人でも、土日祝、または春休み夏休み冬休みシーズンだったら、もっと多かったかもしれませんが。
ん? 夏休み?
「夏休み いつから」で検索すると、今年は(?)「7月21日」始まりであることが多いようでした。
そもそもゆっくりしてたら夏休みシーズンに突入するんじゃん。
早く行った方が良さそうですね。たしか夏休みは仕事も繁忙期だった気がするし。
ということで、できれば早く行きたいです。でも疲れてたら、行くこと自体諦めるかも。去年もジュラシックワールド観たかったのに、暑いやら痒いやら疲れたやらで行けませんでした。
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「君たちはどう生きるか」は小説のタイトルから取っているそうですが、その小説のアニメ化というわけではなく、その小説に関係性がある(?)冒険活劇ファンタジーらしいです。
私は小説の方はまったく知りません。
ポスターの鳥、あれアオサギですよね? もしやアオサギブームきますかね? 一発稼ぐためにアオサギ特集ページ用意しておくべきか。うーん。
映画、「風立ちぬ」や「紅の豚」のようなテンション(?)だったら寝てしまうかもしれません(おい)。
ポニョは好き、ハウルでは笑います。あんな感じだったらいいな。監督のご年齢からすると、千と千尋とか、もののけ姫とか、ナウシカの感じは難しいのでは……(超失礼)。
でも私の仕事の師匠(86歳?)はすごいです。私でも重たく感じるようなものガンガン運ぶし、ノロマな私と違ってテキパキ仕事しておられるし、私がぼんやり見過ごしたところ指摘してくださるし、すごいパワフルで……。年齢云々じゃないですね。
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作品のネタバレも感想聞くのも嫌、とか別エッセイでも言っていた私ですが、そういえば感想を聞いて興味持ったこともあったような。
おおかみこどもとか、元から「動物系ファンタジー」ということで興味を持っていましたが、「この映画は賛否両論」的な意見を耳にして、ますます興味がわいたような。好きな人は好き、苦手な人は苦手らしいですね。
作品について何も知らないと、興味って沸きにくいですよね。
「あんまり気になるテーマじゃないかも」と思った作品でも、しばらくしてネタバレや詳しいあらすじを聞くと、急に興味が沸いたり。
「これは好きなやつだ」と思ったら、期待していたカテゴリーじゃなかった……という場合は個人的に「ハズレ」となりますね。期待なんて勝手な予想なんですけど。
「進撃のロボとーちゃん」とか、情報解禁された頃は「ハチャメチャなギャグ系かなー」とさほど興味なかったのですが、続報というか後の方の情報でゾクッとくるシーンが出てきて、気になりました。「子ども向け映画にしてはヘビーな展開になりそうだぞ」と。
そんなこんなでマンガでもゲームでも、最初はあまり興味がなかったのに、ある程度ネタバレや意見を聞いてから興味が沸くことがあります。知りすぎたら「もういいや」となる、いい具合に知ると「もっと知りたい」となる。
コロコロ連載漫画の「ボン・ビー太のゲームが出る」と聞いて「ふーん」という感じだったものの、「化け狸キャラが出てくる」と知った途端買った、なんてこともありました。あれ、他のゲーム限定キャラもみんな魅力的だったなぁ。
なんか私の言ってること、いつもブレたり矛盾していますね。詐欺師か。
もう開き直って「私のテーマは矛盾」のつもりでやっています。
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しかし宮崎駿監督はやっぱすごいですねぇ……。何も知らなくても気になります。蟲とか妖怪とか、自然のものとか魔法とか、人類と戦争、平和とか、テーマがドンピシャで多くの人の胸を打つんですよね。心象風景というかノスタルジーというか、表現も良くて。何か一貫性がある世界観だし。天才ですね。
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