創作にリアルは必要ないと思う派ですが、やはり少しリアルが気になってしまいます。
この間ヒナカマキリの情報を見ていて、「ヒナカマキリは単為生殖できる」という話を読み、その後「ヒナカマキリの単為生殖は過去の誤解だった」という情報を見ました。
そういえばうろ覚えですが古代生物も、恐竜には実は羽が生えていたとか、アノマロカリスはかつて別の生物だと思われていたとか、首の長い恐竜は首を真上に伸ばすことはできなかったとか、研究によって色々変わっていますね。
ハヤブサも近年、インコの仲間とされたそうです。
また、カワウという水鳥を調べていたら「ペリカン目」とか「カツオドリ目」とかバラバラなことが書いてあり、「?」となったのですが、どうやら以前、ペリカン目からカツオドリ目に変わっていた模様です。
研究によって新しい種とか、新しい生態の発見もありますね。
ナナフシの卵は鳥に食べられても糞に交じって排泄され、その後孵化することが分かってきたそうで、卵を持ったナナフシが鳥に食べられることで生息範囲を広げた可能性が出てきたそうです。
また、昔から「夜『ジー』と聞こえるのはミミズの鳴き声」という言い伝え(?)があるそうですが、それはケラの鳴き声であり、ミミズは鳴かないそうです。
あと、ゴキブリが鳴くという話は私は聞いたことがないのですが、ゴキブリがキュッキュと鳴くという都市伝説(?)があるらしいのを最近知りました。
こんな風に色々と、研究によってとか、一般の人から情報が出てくるということは、今までの常識も、そして新説も、本当に合っているのか分かりませんね。身近な生き物の、誰も知らない生態が存在する可能性もあります。
そう思うとやっぱり、生き物の創作って難しそう……。情報を取り入れても、それが間違いである可能性もあるわけですよね。仮に私がものすごい博識な生き物博士だったとしても、間違う可能性はあるのでしょう。
けど情報が古くなるのは生き物に限ったことではなく、CGとかSF映画でも昔のは今見ると可愛らしいですね。今の人が未来の世界を描く作品を作っても、未来から見れば知識も感覚も古いのかも。
じゃ、やっぱり、古くなることや間違うことを恐れてもしょうがないですね。そして創作は創作なんだから、自由で良いんじゃないかと思います。
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