そろそろSNS巡回交流再開しようかと思いましたが、「こんなコメントきたらどうしよう」「以前ああ言われたなぁ」と頭の中をグルグル、ワンパターンな思考が支配し始めるので、まだ無理そうです。
特に「こうしたら?」系の意見への対応が非常に弱く、なんて答えたら良いのか、どう思えば良いのか、分からないのです。
昔、人に言われた、「絵うまいじゃん。誰かにストーリー書いてもらって、その絵を書いたらどう?」という言葉にも、妙にショックを受けたのか、覚えています。「ストーリーは私が書きたいのに……。元々ストーリーを作るのが好きで、絵を描いているのに……。でもストーリー下手だし、『他の人にストーリー書いてもらったら?』と言われるのもしょうがないのかな」とモヤモヤした覚えがあります。
私は元ネット喧嘩師なので、こういう思いを、喧嘩にならないような言い方で伝える、あるいはスルーして好きにやるという能力がないのです。それで我慢するか、攻撃的に言い返すかのどっちかになります。
こんなことくらいで我慢なんて大げさなのかもしれませんが、人の意見の捉え方がマジで分かりません。誰かの意見をスルーするにしても、「私はこんな考えだから芽が出ないのかも……。みんなの意見を取り入れた方が売れるかも……」とかクヨクヨしてしまいます。が、結局いつも人のいうことを聞けません。
「虫が苦手だから、もっと、こういう投稿の仕方にすれば?」みたいなコメントとかも、答えに迷います。結果的に「嫌なら見なきゃいいじゃん」みたいな答え方をして、縁が切れることもしばしば。
そうやって時々、喧嘩別れみたいになってしまいます。人は無責任に好き勝手言うもので、人の意見を聞いて収益化が上手くいくとも限らないし(そもそも人とは価値観も方向性も違うので、理解されるなんてことは不可能)、気にする必要ないのかもしれませんが、対応が難しい。
最近Twitterではいいね返しをしていますが、基本的に喋りません。失言狂なので、コメントしようと言葉を選び始めると、下手すると1時間とか、かかりかねません。
1時間あればマンガがけっこう描ける。クヨクヨしたり、オロオロしたり、そういうことに時間使ってしまうなら、今の交流停滞スタイルが一番、性に合っていたのかも……。
ただ、私の書き方だと「嫌なことばかりあった」ように見えそうですが、実際そうではありません。99%優しい人からのコメントで、癒されたり元気をいただいたり笑ったり、楽しかったことばかり。「ここにいて良いんだ」と思わせていただいたこともたくさん。喧嘩別れしたときのも、大体は相手の方が悪かったとは思えないことばかり。こちらのコミュニケーションスキルの問題です。
もしもこれから絵かマンガか小説か写真が上手くなって、チャンスが舞い込んできたとしても、今のこのメンタルの弱さではデビューできなそうですね。「君の作品良いよね。でもこことここがダメ」とか言われたら、「じゃあもう良いです」と言い返してしまいそう。そもそもどこかの編集さんが見る可能性がゼロではないこのような場所でこんなこと書いてしまう時点で終わってるかも。
でも交流スランプだとやっぱ……創作時間は増えますね。思いついたネタを忘れる確率も下がるし、書きたいネタを先にフォロワーさんが書いてしまって「このままだとパクリだと思われる!」と慌てて書き直したり、投稿時期を先延ばしにしたり、「フォロワーさん、あれが苦手って言っていたから書かない方がいいかな」「これだとフォロワーさんと反対意見になってしまって、喧嘩売ってるみたいだな」と悩んだり、なんてこともありません。
ほとんど喋らないので、「さて、SNSチェックしなきゃ」より、「次は何作ろうかな?」を優先できます。「SNSチェック」が最優先になると時間がかかり、ノルマが終わると「眠い、書く気力がない」となるので、エネルギーが残っているうちに書けるスタイルは個人的に重要です。人気作家さんなど、コメント返さない人も多いですね。
黙々と投稿することによって「創作第一」という姿勢を見せられるので、創作と関係ないコメントが来にくいのもありますね。雑談で盛り上がると楽しくなって、自分でも雑談ばかり書いてしまうモードに入り、創作そっちのけになったりもするので。
「作家は孤独であれ」みたいな言葉に「なるほどなぁ」と納得し始めた今日この頃。京アニ放火犯人みたいな人間はいるのだから、トラブルを恐れすぎても、人を恐がり続けてもしょうがないんですよね。
そして私の場合、「恐れない」ためには「多くを見ない」ことが有効。色んな人の意見を目にすると、「やっぱり色んな人がいるんだ」と再確認し、恐怖に駆られ始めるのです。
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