「このままだと、多くのナーガを殺すことになる…。早く、目を覚ませ。沙羅」
不老不死の人間・琉妥の、そんな言葉からナーガ達の〝魂の声〟を聞く物語が始まる。
コブラの姿をした精霊ナーガ達が人に姿を変え人間社会に紛れて数百年。先代のナーガラージャの死により、ナーガと人間の混血の沙羅はナーガラージャとなる。
心のバランスを失うと正気を失い、本来の巨大なコブラの姿に戻り、見るもの全てを襲うナーガを人の姿に戻す力を持つのがナーガの王ナーガラージャ。
混血の沙羅はナーガラージャとしての力を発揮できず、琉妥に助けられながら、先代のナーガラージャの死の原因になった事故が故意に起こされたものだと知る。
これはただの物語ではない。この物語の終わりが、この世界の呪いへと続いていく。