王女兼聖女は婚約破棄する

そして、イケメン男性と出会い、幸せを掴む
一ノ瀬 彩音
一ノ瀬 彩音

公開日時: 2020年10月31日(土) 02:16
文字数:2,376

ゼルニアニア大陸にはゼルニアニア国がありまして

そこにアリサ城というお城があり、そのお城には

一人の王女兼聖女が居るのでした。


その王女兼聖女がとある男性と婚約の約束をしているのですが、

王女兼聖女の気分で婚約破棄されるという始末です。


お名前はユメルアルル、年齢20歳、職業は王女兼聖女です。


お相手の男性のお名前はアレクラ、年齢20歳、職業は王女兼聖女の側近です。


ユメルアルルはアレクラの元へ歩いて向かう事にしているのですが

どういう風に婚約破棄しようかと考えているのです。


どんな風に婚約破棄しようにも婚約破棄は婚約破棄です。


私はアレクラの元へ歩いて移動する事にしているとアレクラが

居るお部屋の前に到着するのでした。


私はドアをノックしてから、ドアを開けて中へ入ると

「アレクラは居ますか?」

と言うのでした。


しかし、お返事がないからきっと居ないのでしょう。


アレクラは一体何処に居るのでしょう。


私はアレクラのお部屋から出るとドアを閉めて自室に戻ろうとした時、

アレクラらしき人影を見つけるのです。


私は早歩きで追いかけると、アレクラに追いついた私は

「アレクラ、お待ちなさい」


アレクラは後ろを振り向いて私だと気づくとこちらに来てくれるのでした。


「ユメルアルル様、どうなされましたか?」


「アレクラにお話があるの」


「この俺にお話があるというのですか?」


「はい」


「貴方と婚約のお約束をしてたと思うのですが、婚約破棄させてもらおうと思ってね」


「婚約破棄ですか………………」


「はい、婚約破棄です」


私はアレクラに婚約破棄したいという事を言ってしまったのです。


「婚約破棄だとぉっ!! まじかよっ!! 信じられないなっ!!」


「そこまで驚く必要はないと思いますが………………」


「なんでまた婚約破棄しようと思ったのですか?」


「そんなの私の気分ね」


「ユメルアルル様のご気分で婚約破棄されるというのか」


「そういう事になりますので」


「俺は納得いきません」


「貴方の意見は聞き入れません」


「わかりました、婚約破棄を受け入れますよ」


「ありがとうございます」


「婚約破棄されてもユメルアルル様の側近には変わらないので

これからも頼ってくれると嬉しいです」


「そうさせてもらいますね」


私とアレクラは今後、大聖女と側近という形に戻るのです。


これから私はどうするべきなのかを考えていると私はお城から

出て城下町に行こうとしているのです。


急いで自室に戻ってから聖なる衣装を脱ぐと、私は一般市民が着そうな

衣服を着てからお部屋を出ると私はお城の出入り口に向かうのです。


お城の出入り口に到着すると見張りをしている兵士をどうするか考えていると

私はある事を思いついた。


私は見張りをしている兵士の所に行くと

「ごきげんよう」


見張りをしている兵士が

「これはユメルアルル様じゃないですか、どうかなされたのですか?」


「いえっ、特には何もございません」


「まさかとは思いますけど、城下町に行こうとしているのならダメですよ」


「お願いよ、城下町に行きたいの、ダメ?」


「ダメです」


私はどうしても城下町に行きたいのでどうにかしないといけないけど、

どうしようか考えていると…………今の私の格好を見てたら、スカート

だと気づいて私はある事を思いついた。


「ねぇ、兵士さん、城下町に行かせてくれたら私のパンツを見せてもいいよ」


「ユメルアルル様の穿いているパンツを見せてくれるのですか?」


「はい」


「ダメです、パンツをくれるのなら考えますが」


「じゃあ、パンツを差し上げます」


「わかりました、それでいいでしょう」


「すいません、あっちを見てて下さいね」


「かしこまりました」


兵士さんがあっちを見てくれるうちに私はスカートをたくし上げて

パンツを脱ぎ終わると

「もういいですよ」


兵士さんは私の方に向くと

「では、パンツを頂きましょうか」


私は脱ぎたてでほんのり温かいパンツを兵士さんに差し上げました。


「ユメルアルル様はこういうパンツを穿くのですね」


「あんまりパンツをじろじろと見ないで下さいね」


「これはすいません」


兵士さんは私が差し上げたパンツをしまうと

「では、ユメルアルル様、どうぞ通って宜しいですよ」


「はい、ありがとうございます」


私の穿いていたパンツを兵士さんに差し上げたのでお尻がスースーして

気持ち悪いというか恥ずかしいです。


それよりこれで城下町に行けるので新しい出会いを探さないといけないです。


私は城下町に到着すると城下町を散策していたら、私好みのイケメン男性を見つけるのです。


イケメン男性に私は声をかけるとイケメン男性は反応してくれて私は嬉しかったのです。


イケメン男性のお名前はゼイラット、年齢22歳だそうです。


私はゼイラットに恋をしてしまい、そのまま告白すると…………なんと成功して

恋人になる事が出来ました。


これでイケメン男性であるゼイラットと恋人としてお付き合いが出来ます。


その後も私とゼイラットはデートを何回もして楽しい一時を過ごせているのです。


楽しい一時を過ごしていると私はゼイラットと唇と唇を重ねて

キスしているのでした。


それでも私はゼイラットに尽くしていると相手も嬉しそうにしているので

それだけで私は幸せになるのです。


私とゼイラットは恋人という関係が長く続くとお互いにもっと親密となって

信頼し、絆が出来るのです。


私もゼイラットもとても幸せそうな日々を送っているのですが、

ゼイラットが私に溺愛してくるのですから、本当に嬉しくて

嬉し泣きしている私がいるのです。


そして、ユメルアルルとゼイラットは婚約を交わすと

後に2人は結婚する事となるのです。


当然の事ながら、2人は色んな人に祝福されていまして、

本当に幸せな日々を過ごしているという感じでいるのです。


ユメルアルルとゼイラットは本当に仲の良い夫婦でいまして、

ゼイラット自身もユメルアルルの事を溺愛する事が至福でもあったのでした。

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