※20歳未満の飲酒は法律で禁止されております。また、飲酒運転はおやめください。
※この小説は飲酒を推奨するものではありません。
※ノベルアップ+ でも連載しております。
大学院生である京田侑希(きょうだゆうき)とIT企業の社長である立浪舞(たつなみまい)は女神に間違えて殺された上に、よくある異世界転生モノのような世界で魔王討伐を命じられるのであった。当然、女神は戦いに有利になるように、侑希には、無限の魔力と魔法のありとあらゆる知識、舞には生成魔法を特典として与えた。
しかし、女神の不審な発言に、2人は女神の命令を無視することを決断する。それどころか、女神からもらったお金で酒場に行き、バーテンダーのアリサ・シオミ・アダムスと一緒に酒を飲むという暴挙に出た。その後、侑希は魔術学院の教授として、舞は武器屋の経営者として、第二の人生を謳歌(おうか)するのであった。
それでも、事件や重大なイベントは2人に降りかかる。龍の尻尾を用いた酒を飲むためだけに討伐困難な龍を倒しにいく。酒場にいた歌姫が襲撃され、憲兵隊の総隊長とともに歌姫を守ることになる。2年前にアリサが所属していた勇者たちのパーティーと喧嘩騒ぎになる。そして、エール(現実世界におけるビール)の産地の襲撃する魔王軍幹部の軍勢と、侑希たち率いる酒場で知り合った人たちとその知り合いで構成された急造の有志軍との戦争を起こす。第二の人生にしてはかなり波瀾万丈な日々を2人は協力して切り抜けるのであった。