プロローグ
第一部 : 第一章 夢への第一歩
第一部 : 第二章 希望を胸に
第一部 : 第三章 学校生活
第一部 : 第四章 ラーソルバールの休暇(前編)
第一部 : 第五章 ラーソルバールの休暇(後編)
第一部 : 第六章 後始末と始まり
第一部 : 第七章 部隊演習
閑話休題 その一
第一部 : 第八章 心機一転
第一部 : 第九章 エラゼルとラーソルバール(前編)
第一部 : 第十章 エラゼルとラーソルバール(中編)
第一部 : 第十一章 エラゼルとラーソルバール(後編)
憧れの騎士になるため、男爵家の娘ラーソルバールは王都にある騎士学校を受験する。
模擬戦闘試験で受験生が皆、現役騎士達に軽くあしらわれる中、幼い頃から独学で剣を振ってきた彼女は騎士団長の一人と互角に戦い、周囲を驚かせた。
魔法が不得手でありながらも、なんとか試験に合格し騎士学校に通い始める。
そして運命の悪戯か、幼年学校時代からラーソルバールを宿敵として追いかけ続ける公爵令嬢エラゼルと再会。
学校の内外で色々な事件や国家単位の陰謀に巻き込まれながらラーソルバールは成長していく。
対立しつつ背を預ける、そんなエラゼルとの関係は……。
望まぬ戦いや、抗えない出来事に苦悩しながら、それでも少女は未来のために「騎士」になるため歩みを止めない。
やがて彼女は騎士となり、国の危機に立ち向かうことになる。
ちゃんとしたファンタジーの世界を少しだけハートフルに、ちょっとコメディっぽく、少しだけの涙を添えて。
ラーソルバールの人生(友情と恋と冒険と戦争)の物語です。