夢物語研究室

優妃
優妃

とある双子の物語

第一章【1人目の男】

公開日時: 2020年12月11日(金) 12:15
更新日時: 2020年12月11日(金) 12:16
文字数:173


今日僕が足を踏み入れたのは、とある研究室。


「おや、ユーキさん。今日はどう言ったご要件で?」

「ちょっと茶を飲みに。」

「今日もアレ、やります?」

「1杯やります?みたいなノリで聞かないでくれ。ま、やるけど。」

「はい。」


狐のような目を釣り上げて、序章を謳う。


『これは昔々の出来事、とある可哀想な双子の話です____』


優しい声に体を委ねて、意識を手放した。


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