(※登場順)

★広瀬百合子/タキリ姫

千葉県館山市 長須賀ながすか に住む14才の中学生。

通学先は、君津市にある渡鍋学院中学校。

安房の地を照らす太陽のように明るい性格の持ち主であり、中学校の同級生からも慕われる存在。

あるとき、夢の中で天女の守り神と名乗る人物の啓示を受け、自らの出自をしることになる。

そののち、ヨモツ国から派遣された獣ハイドらによってさらわれそうになるものの、すばるの天女の力を覚醒させつつタキリ姫となり、助太刀に来た従妹トヨタマとともにそれらを退けることになった。

天つ乙女と毛獣という物語の主人公 (ヒロイン)にして、ストーリーの運命を握る重要な人物。

★トヨタマ/豊玉紗香

百合子ことタキリ姫の従妹、14才の天女の力を持つ女の子。ハイドに襲われそうになったタキリ姫の助太刀となり、ともに館山の地からヨモツ勢を追い払うことになる。

生真面目で融通がきかない面はあるものの、主とみなした人物 (タキリ姫)を守ろうとする"忠犬ハチ公"タイプの性格の持ち主。

横浜市神奈川区 白幡しろはた に居を構え、ネレイス学院の中学生として勉学に励む一方、あめふり国所属の天女 (工作員)として、地球に常駐し、ヨモツ勢の動向に目を光らせている。

天つ乙女と毛獣という物語の主人公 (セカンドヒロイン)にして、タキリ姫とともにストーリーの運命を握る重要な人物。

タキリ姫こと百合子に百合のような淡い恋心を抱いている。

★シコメ姫

アマツホシにあるヨモツ国の王女 (お姫様)にして12才。ハイドと天女の間に生まれたハイドの希望の星ともいうべき存在。

王女という立場でありながら、人質のように扱われてきた女の子でもある。

元気でおちゃめ、泣き虫な性格の持ち主。

自らがハイドという劣等感を拭いさるため、人間として生きることを選んできた苦労人。

自ら王女としての地位を捨てて、夢に出てくる母親ヤカミ妃のことを助け出す。

ハイドらが放った毒蛇によって息絶えるものの、それを放っておけなかった母親ヤカミ妃の手ほどきを受け、天女として目覚める。

後に、トヨタマと再会し、彼女の尽力もあり、百合子のもとに身を寄せることになる。

天つ乙女と毛獣という物語の主人公 (セカンドヒロイン)、ヨモツ国の動向をしるうえで鍵となる人物にして、百合子/タキリ姫、トヨタマ/紗香ともにストーリーの運命を握る重要な人物。